
歌舞伎界きってのプレイボーイと言われるほど、女性人気も高かった中村七之助(41才)が、結婚することを発表した。お相手はかねて交際していた“一般女性”とされているが、京都の花街では超がつくほどの有名人だった。その女性Aさんについて、彼女をよく知る歌舞伎関係者が明かす。
「34才か35才ぐらいのAさんは、京都・宮川町で抜群の人気を誇り、ナンバーワン芸妓とも言われていたかたです。三味線や小唄もこなす芸達者であり、透き通るほどの美肌でスタイルも抜群。私生活でタイトなお洋服を着ている彼女を見て、普段の着物姿とは違う、グラマラスなボディラインに驚く人も多いんですよ。きっと七之助さんには、ライバルが多かったと思いますよ」
「早いほうがいい」
七之助は数多の女性と浮名を流したモテ男。過去にも複数の女性との交際が報じられたが、結婚については消極的だった。
「お父様の十八代目中村勘三郎さんは生前、息子たちの結婚について『早い方がいい。おれが結婚したのは25(才)だもん』と語っていました。兄の勘九郎さん(43才)は27才のときに俳優の前田愛さん(41才)と結婚しましたが、七之助さんは『結婚する気はない』と宣言。『妻も子供もまったくほしいと思わない』とまで言ってのけ、周囲もあきらめかけていたといいます」(芸能リポーター)
そんな七之助を変えたのがAさんだった。数年前に知人の紹介でAさんと知り合った七之助は、いわゆる一目惚れ。間もなく交際が始まり、互いの自宅を行き来する関係となった。時間が経つにつれ、七之助はどんどんAさんにゾッコンになっていったという。そしてAさんは梨園の高い壁もあっさりと乗り越えたようなのだ。
「結婚は梨園の世界に入ることを意味しますが、Aさんは七之助さんの実家に頻繁に通い、兄の官九郎さん、そして母の好江さんにもすぐに気に入られたのです。控えめな性格で芸事に造詣が深い点が、ご家族にも認められた要因のようですね。交際の途中、七之助さんにほかの女性の影が見えた時も、“役者さんとはそういうもの”と割り切って責めることもなかったそうで、七之助さんはそんな彼女の懐の深さにもどんどんハマっていったのです」(前出・歌舞伎関係者)