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小泉今日子、月9ドラマで“憧れの百恵さんの夫”三浦友和と共演 撮影の休み時間に「あの頃のアイドルってさぁ」とアイドル談義に花咲かす 

月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』で主演を務める小泉今日子
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“シニアの恋模様”が、往年のドラマ好きには実にエモい(心が揺さぶられる)のである。小泉今日子(59才)主演の月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)が好スタートを切った。2012年と2014年に放送された人気シリーズの第3弾で、小泉とともにW主演を担う中井貴一(63才)、飯島直子(57才)、内田有紀(49才)、坂口憲二(49才)の続投も、前作までのファンを喜ばせた。

その輪に新たに加わったのが、三浦友和(73才)だ。作中では、小泉演じるドラマプロデューサー・千明のかかりつけ医役で登場する。

「三浦さんの出演シーンは、小泉さんと中井さんと一緒の場面ばかり。はじめは完成されたチームに新たなキャストとして入っていけるか不安だったようですが、波長はぴったり合っているようです」(ドラマ関係者)

その証拠に、三浦は自身のSNSに、小泉と中井との笑顔のスリーショットも投稿していた。実は三浦の出演に興奮冷めやらないのが、主演の小泉だという。

三浦が投稿したスリーショット(インスタグラムより)
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「三浦さんが山口百恵さん(66才)の夫だから、話したいことがいっぱいあるようで。カメラが回っていない“休み時間”に話し込んでいて、スタッフもどんな話をしているのか気にしっぱなしでした。というのも、小泉さんにとって、百恵さんは憧れの存在でしたからね」(芸能関係者)

たしかに、小泉は雑誌『MEKURU 07』(2016年)のインタビューで、小泉にとっての「アイドルは誰ですか?」という問いに、百恵さんの名前を挙げていた。百恵さんは1980年に引退。その2年後に、小泉は百恵さんと同様、オーディション番組『スター誕生!』(日本テレビ系)をきっかけにデビューを果たした。

「“入れ違い”で芸能界で活躍した2人には当時、接点はなかったものの、小泉さんは百恵さんのことを強烈に意識し憧れていました。アイドルとして人気絶頂のなか引退して伝説を残した百恵さんとは別の生き方を模索した結果、歌手としてはもちろん、女優、文筆業、プロデュース業なども兼ねる異色のアイドル像を確立できたという思いがあるようです」(前出・芸能関係者)

伝説となった百恵さんのファイナルコンサート(1980年10月)
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小泉はアイドルとしては個性的だ。突然髪を刈り上げてショートカットにしたり、ニーハイソックスを履いたりと、それまでのアイドルの枠組みを壊すようなことにも挑戦してきた。その背景には、百恵さんの歩んだアイドル人生とは異なるロールモデルを作ろうとしたことがあったのだろう。三浦との共演に、その頃の気持ちが去来したのかもしれない。

「小泉さんは三浦さんに対して、“あの頃のアイドルってさぁ、ただ忙しいだけで時間が過ぎていたけど、百恵さんがいてくれたから、自分は違うアイドルになれたのかもしれない”といったような、アイドル談議をしていました」(別のドラマ関係者)

どんなキャリアだったとしても、小泉は「なんてったってアイドル」なのだ。

※女性セブン2025年5月8・15日号

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