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奇跡のアラフィフ・石田ゆり子の魅力を辛酸なめ子氏が分析

どうしてこんなに人気なの? 10月3日に48才を迎えた石田ゆり子の人気が、ますます過熱中。

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アラフィフブレーク、石田ゆり子の秘密
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インスタグラムのフォロワー数は100万人超え、連続ドラマ『民衆の敵~世の中おかしくないですか!?~』(フジテレビ系、10月23日より毎週月21時~)やCMにも引っ張りだこ状態と、いまだかつてないアラフィフブレークを巻き起こしている。舌鋒鋭いコラムニストの辛酸なめ子さんが、彼女の魅力を深部まで分析する。

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石田ゆり子は女性の味方で代弁者

石田ゆり子さんが今、さらにブレークしたのは、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年、TBS系)での名ぜりふがきっかけでしょう。若い女子に年齢を揶揄された時に「自分に呪いをかけないで。そんな恐ろしい呪いからは、さっさと逃げてしまいなさい!」と言い放った言葉が、多くの悩める30、40代の胸を掴みました。役名(土屋百合)の“百合ちゃん”という愛称や境遇が石田ゆり子さんに近いキャラクターで、ご本人と重ねて見る人も多かったようです。そして、女性の味方、代弁者と認識されました。

癒し力

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写真5枚

やわらかい笑顔や自然体の姿態から、“癒しヴァイブス”が放たれています。女性は年を重ねると変に貫禄が出たり威圧的になったりしますが、彼女にはまったくそれが感じられません。ただただ優しさを感じます。もともと包容力があるかたなのだと思います。年下の男子が包み込まれたくなるようなオーラです。

ハッピー感

写真を見るといつも口角が上がっていて、肌の血色もよくて幸せそうです。40代女性の見た目年齢や美を左右するのは“ハッピー感”。彼女には自信を見せつけない程度の、奥ゆかしい幸福感が感じられます。40代独身というと世間の人は悲壮感を抱いているんじゃないか…と邪推しがちですが、そんな固定観念を華麗に裏切ってくれてます。

脱力感

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写真/石田ゆり子Instagramより
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写真を見ても、ドラマでも、いい具合に脱力感があって無理していません。自然体で、インスタグラムも“ここまで見せていいの?”という素の表情が。最近は若い女子でも修正をバリバリにしていたりするのに、彼女は加工せずそのまま載せても充分きれいです。たぶん素材が最高に美しいから、余裕があって脱力していられるのでしょう。自称・サバサバ女の対極にあるような存在です。

エイジレス

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インスタグラムで同世代の幼なじみの女性と一緒に写っていましたが、見た目年齢が15才くらい違う…。そのご友人が普通の年のとり方なのかもしれませんが、同窓会などでは“奇跡の48才”と驚かれていることでしょう。同級生的には一緒に写りたくない相手かもしれませんが、40、50代の希望です。

猫好き

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写真/石田ゆり子Instagramより
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このところブームが定着した猫人気。石田ゆり子さんのインスタグラムは、最初、猫がかわいいということでも注目を集めました。“ハニオ”と“タビ”という2匹の子猫が、石田さんのことを“おかーさん”と呼び、“おかーさん、またソファで寝ちゃったよ”などと猫視点で書かれる散文が。最初はちょっと抵抗ありましたが、ずっと読み続けていくうちになじんできました。猫2匹が幸せに暮らしていることが、伝わってきます。

撮影/崎原朝之、稲葉信彦、高柳茂、水田修

※女性セブン2017年10月26日号

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