
戦隊シリーズ史上最年少の17才で『魔進戦隊キラメイジャー』で主演を務め、ドラマデビュー。その後もコンスタントに出演を続け、現在放送中の『波うららかに、めおと日和』(フジテレビ系、毎週木曜22時放送)で主演の芳根京子演じる江端なつ美に想いを寄せる幼なじみ・瀬田準太郎を好演している。恋愛観や作品の舞台となっている「昭和11年」の時代について赤裸々に語ってくれた。
演じる役が自身に重なる部分は?
「撮影中に驚いたのは、ドラマセットの家の作りが低いんです。昭和11年当時の日本人の身長に合わせているのか、扉の上の部分に絶対おでこが当たっちゃうんですよ(笑い)」

身長180cm、甘いマスクで人気を博す若手俳優・小宮璃央。初共演の芳根京子に、役者として学ぶことが多いという。
「相談にも真摯に向き合ってくれます。自分が逆の立場だったら、こんな年下の新人俳優にちゃんと向き合えるのかなと思うんです。お芝居って正解も不正解もないけど、『正解があるとしたらこういうことなんだ』というような、説得力のあるお芝居をされるのが芳根さんです」

芳根演じるなつ美と幼なじみの瀬田役を演じているが、自身に重なる部分があるという。
「面倒見がいいところは似ていますね。子供が開けた障子の穴を直すとか、家のことやりたいタイプなので。幼い頃は、好きな子に対し素直に気持ちを伝えられなかったとか、そういうところは同じですね」

天邪鬼なのは、趣味のゲームでも出てしまうそうだ。
「流行っているときはやりたくないんですが、後からハマるので、そのときは、周りが誰もやってない。いま『APEX』ってゲームにハマっているですが、周りが誰もやってなくて一緒にやる人がいません(笑い)」
撮影/田中智久 取材・文/木畑美紅
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◆小宮璃央
こみや・りお/2002年11月19日生まれ 福岡県出身 2020年にドラマデビュー後、あらゆる作品に出演し続ける注目俳優。2024年はドラマ『全領域異常解決室』(フジテレビ系)、映画『恋を知らない僕たちは』、舞台『演劇【推しの子】2.5次元舞台編』に出演。
※女性セブン2025年5月29日号