料理・レシピ

《のせるだけの簡単ねばねば丼レシピ10》納豆、オクラ、めかぶなど粘りのある食材で不調を解消!

「ばくだん丼」
ねばねば丼の定番メニュー「ばくだん丼」
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ねばねばの元・ペクチンやフコイダンなどの水溶性食物繊維には、腸活はもちろん、血糖値やコレステロール値の上昇を抑えるといった効果も。なんとなく疲れがとれない、食欲がない…そんな不調を感じやすいいまの季節は、簡単・一皿で満足・栄養満点のねばねば丼が最強メニュー! 素材の組み合わせが楽しい、のせるだけでできる簡単丼を料理研究家・栄養士の池田美希さんが教えてくれた。

ねばねば食材の健康効果を解説!

納豆、オクラ、めかぶなど、梅雨を乗り切るねばねば食材の栄養素などを紹介。

納豆

ねばねばの主成分・ポリグルタミン酸には、カルシウムの吸収率を上げるなどの効果が。食物繊維やたんぱく質も豊富に含まれる。

長いも

粘りの元の食物繊維・ペクチンやマンナンが胃粘膜を保護し、消化を助ける。カリウムには塩分を排出する作用が。

もずく

フコイダンやアルギン酸などの水溶性食物繊維が、腸内環境を整える。カルシウムも多く含む。

めかぶ

わかめの根元部分にあたるめかぶ。食物繊維量はもずくの約2倍で、コレステロール値の低下が期待できる。

なめこ

免疫力の活性化が期待できる不溶性食物繊維・β-グルカンや、代謝を助けるビタミン類も含んでいる。

オクラ

粘り成分・ペクチンは、加熱したり刻んだりすることで粘りがアップ。細胞の産生を助ける葉酸も豊富。

モロヘイヤ

6〜9月が旬。粘り成分は、ペクチンやマンナン。代謝を促すβ-カロテンやビタミン類も多く含むため、疲労回復も期待できる。

あしたば

「不老長寿の野菜」といわれる。抗酸化作用のある粘り成分・カルコンは、あしたば特有の希少なもの。

「ばくだん丼」のレシピ

ねばねばづくしの健康丼!

《作り方》(2人分)

【1】オクラ5本はガクを除き、塩少量をまぶして板ずりして1分ゆで、小口切りにする。たくあん40gは粗みじん切りにする。長いも100gは皮をむき、まぐろ(刺身用)100gとともに1cm角に切る。納豆1パックは付属のたれと混ぜる。

【2】ボウルにみりん小さじ2、しょうゆ小さじ1を入れて混ぜ、まぐろを加えて和える。

【3】器にご飯適量を盛り、すべての具材を彩りよくのせ、卵2個をのせる。好みでしょうゆ適量をかける。

「パリパリ納豆アボカ丼」のレシピ

ねっとり感と粘りが合う。切り干し大根で歯応えを。

「パリパリ納豆アボカ丼」
「パリパリ納豆アボカ丼」
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《作り方》(2人分)

【1】切り干し大根20gはもみ洗いしてたっぷりの水に漬け、10分おく。水気を絞って1cm幅に切る。アボカド1個は2cm角に切る。

【2】ボウルに納豆2パック、【1】、納豆の付属のたれ2袋、コチュジャン小さじ2、しょうゆ小さじ1を入れて混ぜる。

【3】器にご飯適量を盛り、【2】をのせる。

「いかオクラのもずく丼」のレシピ

いかそうめんでさっと完成。もずくがよく絡む。

「いかオクラのもずく丼」
「いかオクラのもずく丼」
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《作り方》(2人分)

【1】もずく60gはさっと洗い、食べやすい長さに切る。オクラ6本はガクを除き、塩少量をまぶして板ずりをし、1分ゆで、斜め薄切りにする。

【2】ボウルに【1】、しょうゆ小さじ2、かつおぶし2g、いか(刺身用・細切り)100gを入れて混ぜる。

【3】器にご飯適量を盛り、【2】をのせる。

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