《『見える子ちゃん』でホラー初挑戦》山下幸輝が語る“目立たないタイプ”だった学生時代「本当は注目されたかった」

アーティストとして活躍する一方で、俳優としても話題作に次々出演し人気急上昇中の山下幸輝。ホラー初挑戦の今作では唯一無二の存在感あふれる演技で見る人の心を釘付けに――。

すがすがしいほど、かっこいい昔のドラマの男性像に憧れます

“全力無反応系エンターテイメント”『見える子ちゃん』の実写映画化で、ちょっとナルシスト（!?）な生徒会長・権藤昭生を演じる。

「監督からは『昔の俳優さんのイメージで』と言われ、少し前のドラマを見て役作りをしました。特に影響を受けたのは『ロングバケーション』（フジテレビ系）の竹野内豊さんの目ヂカラと、かっこよさ。いまの時代は控えめがいいとされがちだけど、あの積極的で堂々とした雰囲気に憧れます」

存在感全開で演じきった今作。一瞬も逃さず、ぼくを見てほしい

一方で山下自身の経験が生きた部分もあったそう。

「詳しくは本編を見てほしいのですが（笑い）、昭生は強気な優等生に見えて『自分に注目してほしい』という寂しさも持った青年。ぼくも高校では目立たないタイプで…だけどダンス部に入っていたくらいだから本当は注目されたかったんですよね。だから今回は当時の悔しさを思い出して、最大限存在をアピールしたつもりです」