
河野:1〜2年目だから、3年以上前かな? 仕事終わりに帰っているときだったと思う。で、瑠姫からそんなふうに返されてそのときは「うまいこと逃げられたな」と思ったんですよ。けど、時が経つにつれて瑠姫の言った意味がわかるようになったんです。
白岩:当時の純喜は、自分のやり方が一番いいと思っているように感じたんです。だけど11人全員が純喜と同じやり方をしていたら、たぶんグループとして成り立たないんですよ。みんなが違う考えややり方を持っていて、それぞれのスタイルを尊重しているから成り立つ。そう思ったから、赤い炎と青い炎の話をした気がする。
河野:この言葉をもらったおかげで、グループ活動への向き合い方がいい方向に変わった気がします。ちゃんとぶつかって、それぞれの考えを語りことって大事だなと思いましたね。
白岩:そう、ただぶつかってケンカをしただけで終わらせたくないよね。ちゃんと学びを得たい。だから純喜と語り合ったあの時間は、ぼくにとっても大きな出来事でした。ぼく自身も、「あ、そう思われていたんだな」「確かに、そこは改めないとな」と思ったはずだし。3年以上前の出来事なので、具体的には覚えていないんですけど。
──折に触れて語り合うことは、グループにとって必要なのですね。
河野:ほんまに大事やと思います。
白岩:ぼく、結構語りたいタイプなんですけどね、本当は。JO1って、活動がはじまってすぐにコロナ禍があったから、打ち上げとかの文化がそんなにないんですよ。いまはそれぞれ個人での活動とかもあって、オフでしゃべることが少ない。
河野:おれは語ってるけどね!
白岩:たしかに(笑)。おれは聞き役にまわることが多いんだろうな。
河野:だからしゃべってないと感じるのかも。もっと話してよ! 語ってよ!
白岩:そうしようかな(笑)