
8月1日から天皇皇后両陛下と一緒に静岡県下田市にある須崎御用邸で静養されていた愛子さまは5日、ほかのご予定のため両親より一足先に帰京された。
「日本赤十字社(以下、日赤)の青少年・ボランティア課に勤める愛子さまにとって8月は繁忙期なので、長期の休暇を取るのは難しかったのかもしれません。
愛子さまといえば先日、9月12~14日に予定されている両陛下の長崎訪問に同行されることが発表されました。戦後80年の節目に際して、原爆の犠牲者に慰霊を捧げたり、被爆者との懇談をされるそうです。日赤での勤務と皇族としての務めの“二刀流”を果たす愛子さまですから、須崎での静養は束の間の休息になったことでしょう」(皇室記者)
天皇家のプリンセスという立場で公務に臨む愛子さまに向けられる眼差しは熱く、毎回のように楚々(そそ)とした振る舞いやファッションが話題になっている。なかでもひときわ国民の目を惹くのがお召し物やアクセサリーだ。
「公務のときはイヤリングやネックレス、ブローチまでパールアクセサリーで統一されることが多く、お出ましのたびに『品があって素敵』と評判になります。上品な輝きを放つパールは正装にふさわしい格を持つとされており、フォーマルな場に臨席する機会の多い皇族方にとっては“鉄板”のアイテムです。
日頃は皇族としての王道ファッションを貫かれる愛子さまですが、ご静養といった“オフ”のときはアクセサリーでも気分転換を図られるようです」(前出・皇室記者)
たとえば、冒頭の須崎でのご静養のために伊豆急下田駅に到着された愛子さまが着用されていたのは、2連の透明なスクエアビーズが耳元で揺れる、涼やかなイヤリングだった。

その2週間ほど前には那須御用邸(栃木県那須塩原市)で静養されていた天皇ご一家。御用邸内で取材に応じられた愛子さまの耳元には、シルバーの台座に3つの小さなストーンが配置されたイヤリングが光っていた。

「このときは胸元に同じくシルバーのモチーフのネックレスをお召しになっていて、統一感のあるコーディネートをされていました。その前年に那須御用邸で静養された際に着用されていたのは白い花をモチーフにしたイヤリングで、那須の豊かな緑によく映えていました。

公務のときはパールアクセサリーで控えめかつ落ち着いた雰囲気を醸し出される愛子さまですが、それ以外の場では年相応のカジュアルなデザインや素材のアクセサリーを身につけることで華やかさをプラス。メリハリの効いた小物遣いにセンスの良さがにじみ出ています」(皇室ジャーナリスト)
おしゃれは耳元からのようだ。





