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ブラッド・ピット、元妻アンジェリーナ・ジョリーと確執を残したまま亡くなった母への思い「母には悪意など微塵もなかった」

母への思いを語ったブラッド・ピット(写真/Getty Images)
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「タブロイド紙では悪女のように書かれたこともあるけど、母には悪意など微塵もなかった」。8月5日(現地時間)に84才でこの世を去った母・ジェーンさんについて、ブラッド・ピット(61才、以下ブラピ)はそう話した。

「この発言は、彼の母親が亡くなる直前のもの。ブラピは常々、母親の“悪女イメージ”を払拭したいと考えていました。ジェーンさんがメディアに取り上げられるようになったのは、ブラピが2005年にジェニファー・アニストン(56才)と離婚してアンジーことアンジェリーナ・ジョリー(50才)との交際を始めた頃。2014年にブラピとアンジーが結婚すると、ゴシップメディアがこぞってジェーンさんの言動を記事化するようになりました」(在米ライター)

記事はどれも、ジェーンさんとアンジーの確執、つまり“嫁姑問題”だった。ブラピとアンジーの間には、3人の養子を含む6人の子供がいる。一家は「家族の時間を大切にする」というアンジーの方針で、夫婦の撮影に合わせて世界各地を飛び回る生活を送っていた。アンジーにジェーンさんが“孫たちに落ち着いた生活を送らせた方がいい”と助言したことが、確執を生んだ要因のひとつとされる。

「アンジーはジェーンさんと距離を置くようになり、6人の子供も彼女から遠ざけました。孫との交流を楽しみにしていたジェーンさんはアンジーからの仕打ちに、“前妻のジェニファーは妻として完璧だったのに”と吹聴するようになった。それがアンジーの耳に入り、修復不可能な関係になってしまったそうです」(前出・在米ライター)

左から、ジェーンさん、ブラピ、アンジー(写真/アフロ)
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2016年にアンジーがブラピの暴力などを理由に離婚を申請し、ふたりは親権や不動産を巡るドロ沼裁判に突入。離婚成立まで約8年を要したが、その間、ジェーンさんのアンジーに対する怒りは増幅していった。

「離婚の原因はアンジーにあるとして、知人らに嫁批判を繰り返していたようです。怒りに震えるジェーンさんをブラピがなだめたのは一度や二度ではなかった。こうしたジェーンさんの“悪女ぶり”が『ジェーンはジョリーを決して許さない』などの見出しでセンセーショナルに報じられました。

彼女としては、息子や孫を思うがゆえの言動だったのでしょう。ジェーンさんはアンジーとのわだかまりを残したままお墓に入ってしまいましたが、ブラピとしては、どうしても母の名誉を挽回したいという強い思いがあったのでしょう」(前出・在米ライター)

トゥームレイダー(墓荒らし)でも、もう関係を修復することはできない。

※女性セブン2025年9月4日号

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