料理・レシピ

《塩麹餃子でおいしく腸活》シンプル餃子&発酵食品を使ったアレンジたれレシピ4つ

「塩麹餃子」と「サルサだれ」
腸活素材を使った「塩麹餃子」と「サルサだれ」
写真10枚

餃子は、肉などのたんぱく質や野菜、炭水化物が一品で摂れる“完全栄養食”。野菜や発酵食品を主役に手作りすれば、ヘルシーなうえにいつもと違う味が楽しめます。文筆家で料理研究家のツレヅレハナコさんが、夏バテの心と体にピッタリな塩麹で味付けした餃子と、発酵食品を使ったたれのアレンジを紹介。

発酵だれでアレンジ

シンプルな定番餃子も、たれをひと工夫するだけで一気に味のバリエーションが広がる。

「どのたれも材料を切って調味料と混ぜるだけ。手軽に味変が楽しめますよ」(ツレヅレさん)。

野菜餃子《基本の作り方》Point

基本の作り方のポイントを押さえよう。

たね

《野菜の水分をしっかり切る》

切った野菜はボウルに入れ、塩小さじ1/4を振ってざっと混ぜる。7〜8分おいてから水気をしっかり絞る。

野菜の水分をしっかり切っている
野菜の水分をしっかり切る
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《肉に粘りが出たら野菜を混ぜる》

肉に調味料を加え、粘りが出るまでしっかり混ぜてから野菜を加える。さらに肉と野菜がひとまとまりになるまで混ぜ合わせる。

肉に野菜を混ぜている
肉に粘りが出たら野菜を混ぜる
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包む

《餃子の皮にたねをのせて包む》

餃子の皮1枚にたね1/20量(大さじ1弱が目安)をのせ、皮の縁に水をつける。軽く半分に折りたたんだら、上の皮の縁にひだを作り、下の皮と合わせて包む。

餃子のたねを包んでいる
餃子の皮にたねをのせて包む
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焼く

《最後にごま油を加えてカリッとさせる》

フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し餃子を並べる。2分ほど焼いて焼き色がついたら、水3/4カップを回し入れふたをする。7分ほど蒸し焼きにしたら、余分な水分を飛ばし、縁からごま油大さじ1を回し入れカリッとするまで焼く。

フライパンにごま油を入れている
最後にごま油を加えてカリッとさせる
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「塩麹のシンプル餃子」のレシピ

塩麹が肉と野菜の旨みを引き立てる。

《作り方》(餃子20個分)

【1】キャベツ200gはみじん切りにして塩小さじ1/2をまぶし、10分ほどおいてから水気をしっかり絞る。

【2】ボウルに豚ひき肉200g、しょうがすりおろし1片分、酒・塩麹・ごま油各大さじ1を入れて粘りが出るまで混ぜ、【1】を加えて混ぜる。

餃子の皮とあん
塩麹で味付けしたあん
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【3】餃子の皮20枚で《基本の作り方》のように【2】を包む。

【4】《基本の作り方》のように【3】を焼く。

「サルサだれ」のレシピ(4人分)

トマトとレモンの酸味でさっぱり風味にチェンジ。

【1】トマト1個(大)は8mm角に切る。青じそ2枚はせん切りにする。

【2】【1】とレモン汁大さじ2、塩小さじ1/2、タバスコ適量を混ぜる。

「ナンプラーレモンだれ」のレシピ(4人分)

パクチーの風味が際立つエスニック風味。

「ナンプラーレモンだれ」
「ナンプラーレモンだれ」
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【1】パクチー1茎はみじん切りにする。赤唐辛子1個は輪切りにする。

【2】【1】とレモン汁大さじ3、ナンプラー大さじ2、砂糖小さじ1/2を混ぜる。

「コチュジャンだれ」のレシピ(4人分)

甘辛みそとにらの風味で食べ応えアップ。

「コチュジャンだれ」
「コチュジャンだれ」
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【1】にら2本はみじん切りにする。

【2】【1】とコチュジャン大さじ1、黒酢(または米酢)大さじ3、ごま油小さじ1/2を混ぜる。

「ヨーグルト塩にんにくだれ」のレシピ(4人分)

まろやかな酸味ににんにくのパンチがきいた万能だれ。

「ヨーグルト塩にんにくだれ」
「ヨーグルト塩にんにくだれ」
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【1】紫玉ねぎ1/8個はみじん切りにする。

【2】【1】と無糖ヨーグルト1/4カップ、にんにくすりおろし少量、塩小さじ1/4、オリーブオイル小さじ2、粗びき黒こしょう適量を混ぜる。

◆教えてくれたのは:文筆家・料理研究家 ツレヅレハナコさん

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文筆家・料理研究家のツレヅレハナコさん
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レシピ提案のほか、エッセイ執筆やオリジナル調理器具の監修など幅広く活躍。『まいにち酒ごはん日記』(幻冬舎)など著書も多数。

撮影/豊田朋子 取材・文/青山貴子

※女性セブン2025年9月11日号

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