秋篠宮家といえば、9月に長男の悠仁さまの成年式を終えたばかりだ。今後、悠仁さまは学業の都合と照らし合わせながら、成年皇族として、そして将来の天皇として活動される。学業と公務の両立には家族の支えが不可欠だが、秋篠宮家は長女の小室眞子さんの結婚に際して、強硬に反対した紀子さまと姉に味方する佳子さまの間にわだかまりが残り、ご家庭内がぎくしゃくしているといわれてきた。

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「将来の天皇のご家族仲のマイナスイメージがこれ以上広がらないように腐心される紀子さまに、佳子さまが寄り添われるようになってきたのでしょう。天皇皇后両陛下と愛子さまは、沖縄や長崎の慰霊の旅でもどこかしら服装に共通点があり、それがまた国民に好意的に受け取られ、国民のご一家への安心感や親近感にもつながっています。

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ただ雅子さまと同じことをすると、『真似している』とあらぬ言い様をされかねません。紀子さまは細かいことにまで気が回るご性格ですから、違いを出すために、服装で“公”と“私”を明確に区別する工夫をされたのでしょう。ファッションに造形が深い、センスがなせる技だと思います」(前出・皇室ジャーナリスト)

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2日間を通し、紀子さまの還暦間近には見えないほど黒々とした髪は黒い大きめリボンのバレッタ(髪留め)が飾られ、遊び心も見せられていた。また、行く先々で待ち受ける地元の人たちと至近距離でお話する“佳子さま流”の交流にも熱心に取り組まれた。今後も細かいご配慮をされていくのだろう。