安達祐実、NHK局員新恋人と同棲中でも“前夫とデート”の両立生活 2度の結婚と離婚を経て追求するようになった“自分の幸せ” 子育てにも恋愛にも全力投球するバランス感覚

44才にして芸歴42年。常に芸能界の第一線に身を置いてきた安達祐実の人生は、2度の結婚と離婚を経験するなど私生活においても波瀾万丈だ。女優として、2児の母として奮闘する彼女が選んだ、新たな恋の形──。
都内の閑静な住宅街を歩く1組の男女。人目を気にせず時折腕を絡めたり、男性が女性の肩に手を回したりする様子からは、ふたりが親密な関係にあることが伝わってくる。
ふたりとも白地の長袖Tシャツを着ていて、胸元にはそれぞれユニークなプリントが施されていた。“おしゃれ上級者”向けのコーディネートだ。黒髪を風になびかせていた女性は安達祐実(44才)で、その手をギュッと握りしめて歩くのはウエーブのかかった茶髪と口ひげが印象的な、がっしりとした体形のワイルド系の男性。ふたりはそのままランチ時の和食店へと入っていった。芸能関係者が明かす。
「いま、安達さんは新しい恋に夢中なんです。お相手はNHKの局員で安達さんが昨年出演したドラマにもかかわったAさん。安達さんと同い年でNHKらしからぬヤンチャな風貌ですが、かなりのやり手。ふたりはすでに同棲中で、変装したりすることなく、堂々とデートを楽しんでいますよ」
10月中旬、安達はある配信ドラマの撮影に臨んでいた。
「東南アジア発で世界的人気になったドラマの日本版で、スリリングな展開の作品です。安達さんの登場は物語序盤で、イヤ〜な教師役。彼女のたしかな演技力を買われての出演だと聞いています」(ドラマ関係者)

ドラマ『家なき子』(1994年、日本テレビ系)での子役とは思えない演技で一世を風靡したのは30年以上前の話。9月に44才を迎えた安達には母親役のオファーも増え、昨年出演したドラマ『3000万』(NHK)では、偶然手に入れた3000万円という大金を出来心から着服し、ついには闇バイトに手を出してしまう主婦を熱演した。
「普通の主婦が坂道を転がり落ちるように犯罪に巻き込まれ、追い詰められていく様子があまりにもリアルだと話題になりました」(テレビ局関係者)
安達の好演を引き出したのが、同ドラマの制作にかかわったAさんだった。
「ドラマ作りはもちろん、日本のドラマを世界で通用するものにする、という趣旨のプロジェクトに参加するなどグローバルな視点も持っている敏腕です。また、音楽番組の制作にも深く関係していて、これまでに『NHK紅白歌合戦』に携わったこともあります。見た目は少しコワモテですが、しっかりとした理念を持っているテレビマンです」(前出・芸能関係者)
安達もまた、ドラマ『ガラスの仮面』(1997年、テレビ朝日系)や映画『花宵道中』(2014年)といった話題作への出演を続けるかたわら、アパレルブランドのプロデュース業にも進出。わが道を突き進む安達の個性とAさんの個性が共鳴した部分もあったのだろう。
「安達さんはAさんにぞっこんです。もともとクリエーティブな人に惹かれがちな彼女ですが、Aさんのことは見た目もストライクなようです。交際は1年近くになるはず。Aさんの仕事先まで安達さんが車で送っていくことも頻繁で、いまは“彼のために尽くしたい”と恋愛に全力投球しています」(前出・芸能関係者)
Aさんとの関係について安達の事務所に尋ねたところ、「プライベートは本人に任せています」との回答だった。
“自分の幸せ”を追求したい
2才の頃に実母と二人三脚で芸能活動をスタートさせ、天才子役と呼ばれた安達は恋愛も早熟だった。
「周囲の大人からかわいがられるだけでは心の孤独は埋まらず、10代の頃から“早く結婚したい”と結婚願望を隠しませんでした。20才の頃にはふた回り近く年上の俳優との熱愛が発覚。その男性と破局したのち、24才の誕生日にお笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤さん(52才)との授かり婚を発表したのです。翌年に長女を出産しましたが、3年4か月で結婚生活に終止符を打ちました」(別の芸能関係者)
シングルマザーとして幼い娘を育てるため、女優としての活動に精を出していた頃に出会ったのが、2人目の夫でカメラマンの桑島智輝氏(46才)だった。2013年に発売したセミヌード写真集の撮影をきっかけに交際を始めた2人は翌年に結婚し、その2年後には長男が誕生した。
「もともと彼女のファンだったという桑島さんからの猛アプローチが実った格好でした。2019年にも“夫婦共作”の写真集を出版しましたが、次第に夫婦というより被写体とアーティストという関係が強くなり、安達さんが違和感を覚えるようになっていったといいます」(前出・別の芸能関係者)
2023年12月に離婚し、再びシングルマザーになった安達。2度の離婚を経て、かつての強い結婚願望は変化したようだ。
《この先、仕事はもちろん全力を注ぎますが、それ以外の時間や心、お金などはすべて子どもが幸せであるために使いたいですね》

昨年5月、Webメディアのインタビューに安達はそう語っていた。
「安達さんは自分の体調を後回しにしてでも子育て優先の生活を送っています。小学生の長男とは彼の気が済むまで一緒に遊び、10代後半の長女とは夜に2人きりで何時間も話し込むことがあるそうです」(前出・芸能関係者)
それでいて安達の隣にはAさんという新恋人がいる。
「彼女の言葉には、決して齟齬があるわけではないんです。芸能界で生きてきて、2度の結婚と離婚を経験した安達さんはさまざまな声を浴びてきました。世間の目を気にしすぎて自分の人生を犠牲にしてしまっては元も子もないと気づき、“自分の幸せ”を追求するようになったんです。それが結果的に、子供たちにとっての幸福につながると考えています。
実は2番目の夫の桑島さんと、いまでも2人きりで“デート”をすることもあるそうです。長男にとっては2人が両親ですから、良好な距離感を保つこともまた、子供のため。子育てにも恋愛にも全力投球できるのは、彼女の優れたバランス感覚と独自の価値観ゆえなのです」(前出・芸能関係者)
枯れることのない恋のパワーが、彼女の生きる活力なのかもしれない。
※女性セブン2025年11月6日号










