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岩⽥剛典が語る“LDHの後輩たちに伝えたいこと”「グループの調子がいいうちに、外の世界にも出た方がいい」

ソロ活動も絶好調な岩⽥剛典
ソロ活動も絶好調な岩⽥剛典
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グループ活動だけでなく、俳優業も好調の岩⽥剛典(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)。主演映画『金髪』(11月21日公開)では、初の教師役で、“イタい“若中年の「おじさん予備軍」のキャラを演じきっている。インタビューでは、「LDHの後輩たちに伝えたいこと」を熱弁してくれた。

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パフォーマーが必ずぶち当たる壁とは?

岩田剛典
パフォーマーが必ずぶち当たる壁とは?
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「映画『金髪』でぼくが演じる市川は30才。いわゆる“中年”と呼ばれ始める段階ですが、自分のことをまだ若者だと思っている、カッコ悪い人物です。でも、市川のような思考になるのは、大人なら誰しもあると思う。共感もできるし、反面教師として見られるキャラクターでもあると思います。映画自体はコメディーなので、気負わずいろんな年代のかたに見ていただきたい」

岩田剛典
現在、36才の岩田。所属事務所の後輩たちに、先輩として伝えたいことは?
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岩田自身は現在、36才。所属事務所の後輩たちに、先輩として伝えたいことも。

「後輩のパフォーマー全員に“グループの調子がいいうちに、外の世界にも出た方がいい”と言いたいです。

パフォーマーって音楽業界の中にいるんだけど、実は音楽に携わっていないんです。だから楽曲で飯を食っていけないという現実が、待っているんですよね。若いうちはいいかもしれないけど、けがをしたり体を壊したら、ほかに何ができるの?という壁に必ずぶち当たるんです。だから自分で自分のよりどころを作っておいた方がいい。

岩田剛典
自分で自分のよりどころを作っておいた方がいい
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ぼくの場合はそれが俳優業です。…とはいえ、先輩らしく振る舞うのは苦手。聞かれたら答えますが、普段から偉そうに後輩にアドバイスすることもないです。(白濱)亜嵐とか、仲のいい後輩たちも、ぼくのことは先輩だと思ってないですね(笑い)」

最近、自分のことを「おじさんだな」と感じたのは?

【Q1】最近、自分のことを「おじさんだな」と感じたのは?

岩田剛典
20代の子たちと話していたときに「リア充」という単語を使ったら…
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【A】 20代の子たちと話していたときに「リア充」という単語を使ったら、「リア充なんて100年ぶりに聞きました。もう誰も使ってないですよ」と言われました。その場は笑って済ませましたけど、実はけっこうショックでした(笑い)。

【Q2】中学時代はどんな生徒だった?

岩田剛典
ぼくはどちらかというと地味なタイプでした
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【A】男子校だったんですが、ぼくはどちらかというと地味なタイプでした。先生に反抗もせず、優等生だったんじゃないかな。体育、美術、音楽の授業が好きで、その教科の先生のことも好きだった記憶があります。

【Q3】恩師だと感じる人はいますか?

岩田剛典
恩師は家庭教師の先生
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【A】中学受験のときにお世話になった家庭教師の先生。いまだにおつきあいがあって、毎年年賀状を送っています。あとは、学校の先生ではないけど、ダンスを教えてくれたかたもぼくにとっての恩師です。

撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) スタイリスト/渡辺康裕 ヘアメイク/下川真矢(BERYL)

※女性セブン2025年11月27日号

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