
今年9月に成年式を無事に終え、地方へのご訪問も少しずつ始められている悠仁さま。悠仁さまの公の場への露出が増えた結果、国民からの反響も大きく、奉迎者たちから歓喜の声が上がる場面も多い。
「高校時代までは“表情がない”と指摘されることもあった悠仁さまですが、ここ最近は多くの人々が、爽やかな青年に成長された悠仁さまに対して好印象を抱いているように感じます。学園祭で垣間見えた“悠仁さま人気”も、こうした経緯が背景にあるのでしょう」(皇室ジャーナリスト)
11月1日からは筑波大学で学園祭が開催され、11月2日には悠仁さまも来場。ご学友とキャンパスを回り、女性に声をかけられて記念撮影に応じる場面もあったという。しかし、悠仁さまが学園祭で見せたご学友との“距離感”には「不安要素もある」と、一部の関係者から聞こえてくる。

「秋篠宮ご夫妻は、大学時代に学内の書店で出会われた。秋篠宮さまは、“学生時代に結婚相手を見つけないと結婚は難しいですよ”と、かねて親しい知人に話しているそうで、悠仁さまにも“学生時代にお妃候補を見つけてほしい”と考えていらっしゃるようです。
しかし、天皇家の次男として生まれ、大人になられた秋篠宮さまは皇位継承の意思をお持ちではないなどといわれているのに対し、悠仁さまの結婚相手は“将来の皇后”になることが規定路線です。当然、“誰でもいい”わけではない。悠仁さまのお気持ちはもちろん大切ですが、国民の理解と祝福を得られる人物でなくてはなりません。
学園祭での悠仁さまの行動は、同時期に母校の学園祭に参加した愛子さまの振る舞いとは大きく異なっていました。愛子さまは見知らぬ異性との写真撮影などは一切されていませんでした。学園祭でのお二人は、周囲の人々との“距離感”の違いが際立った格好です。社会人として経験を深められている愛子さまの方が、慎重なのかもしれません。
もちろん、大学に入学したばかりの悠仁さまが学園祭という場で人々との距離が近くなってしまうのは当然のことですが、そこに危うさがないとはいえない。秋篠宮さまが理想とされるような“出会い”を大切にしつつも、引くべき“一線”は意識する必要があるのではないでしょうか」(宮内庁関係者)
一般の国民と時間を過ごすのは、この4年間しか残されていない
とはいえ、将来の天皇である悠仁さまにとって、大学で自由に交友関係を広げていくことは何ものにも代えがたい貴重な経験だ。
「さまざまな背景を持つ人々と交流して、ご自身の世界を広げていくことは、今後長きにわたって、国民との信頼関係を築いていく上で非常に大切なことです。実際、天皇陛下もイギリスに留学中、多様な国の学生と自由に過ごされたことが貴重な経験になったとかねて語られています。
大学卒業後、悠仁さまは成年皇族としてご公務に専念されることになる。一般の国民とともに時間を過ごし、人間関係の輪を広げられるのは、実質この4年間しか残されていないのです。こうしたことは、悠仁さまも理解されているはず。今後試行錯誤を繰り返しながら、ご学友との関係性を築いていかれるのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)

悠仁さまの大学生活は、まだ始まったばかり。多くのご学友と信頼関係を築き、友情を深めていくことはもちろんだが、将来の天皇として、人々に安らぎを与えてくれるような“運命の人”とのご縁があることを願ってやまない。
※女性セブン2025年11月27日号











