
12月1日、天皇家の長女・愛子さまが24才の誕生日を迎えられた。それに合わせ、社会人2年目となり、鴨場での接遇や晩餐会、海外公式訪問などさまざまな初公務を経験された愛子さまの1年をまとめた「愛子さまのご様子」を宮内庁が公開した。
「日本赤十字社(以下、日赤)での仕事ぶりや公務でのご様子のほか、私生活にも言及されていました。たとえば今年8月下旬には、生後4か月半の保護猫を引き取られたそうです。メスの三毛猫で、ご両親と相談し、“美海(みみ)”と名付けられたといいます。多忙な日々を送る愛子さまにとって、愛猫やペットの亀と触れ合う時間が癒しのひとときになっているようです」(皇室記者)

同月に訪れた須崎御用邸(静岡県下田市)で見た海の美しさに着想を得て、「美しい海」と書いて「みみ」と読む名前を付けられたという愛子さま。保護猫を引き取るのはこれが初めてではなく、これまでも独特な名付けセンスを発揮されてきた。
「2010年、当時お住まいだった東宮御所に迷い込んできた母猫と子猫を飼うことにされた愛子さまは、仕草が人間に似ていたことから母猫には『ニンゲン』、そして子猫には『みー』という名前をつけられました」(前出・皇室記者)

その6年後、かねて交流のある動物愛護団体から、千代田区で保護された猫を引き取った際には、建物の7階で保護されたことやラッキーセブンにちなみ「セブン」と命名された。
「愛子さまは誕生日の際に公開される写真で一緒に写るなど猫たちをかなり可愛がっていましたが、ニンゲンは2016年に、ミーも2024年に息を引き取りました。1匹になってしまったセブンを『淋しい思いをさせてしまっているのでは』と気遣い、今回、飼い猫としては4匹目となる美海(みみ)を迎え入れることを決意されたようです」(前出・皇室記者)
迷い猫を保護するほど動物好きな愛子さまは、2025年もさまざまな動物と触れ合われた。たとえば学習院大学で毎年春に開催されるイベント「オール学習院の集い」では盲導犬とのふれあいを楽しまれた。