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《最初の飼い猫に“ニンゲン”と名付けて》愛子さま4匹目の「愛猫“美海”をお出迎え」独特な感性で動物に愛を捧げられて

また、「愛馬の日」に制定されている9月23日には、JRA馬事公苑(東京・世田谷区)をご訪問。伝統馬事芸能「母衣引(ほろひき)」や全国各地から集まった馬のパレードをご覧になった。

5才の誕生日に際して公開された写真でも馬に乗られていた。(2006年12月、写真/宮内庁提供)
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「愛子さまは幼い頃、ご静養で訪れた那須どうぶつ王国(栃木県那須町)で馬に乗ったことがあるなど、小動物だけでなく馬も“守備範囲内”だといいます。このときも目をキラキラと輝かせながら颯爽と歩く馬の姿を眺められていました」(皇室ジャーナリスト)

充実した1年を過ごされた愛子さまだが、悲しい別れも経験された。16年間連れ添った雑種の愛犬・由莉が6月末にこの世を去ったのだ。

手作りのバンダナがトレードマークに。(2020年12月、写真/宮内庁提供)
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「猫だけでなく犬も飼われていた愛子さまですが、この由莉は生後2か月のときに迎え入れ、まるで“姉妹”のように仲が良かったといいます。愛子さまが小学校での生活に不安を抱き、おひとりでの登校が困難だった時期を支え、1年7か月に及んだ不安定な学校生活に終止符を打った瞬間を見届けたのも由莉でした。久しぶりの“ひとり登校”に臨まれた愛子さまのうしろを、由莉は東宮職にリードを握られながらゆっくりと歩き、愛子さまが校門をくぐる様子を見守られました。

由莉は何度も愛子さまと一緒に誕生日写真に写った。(2021年12月、写真/宮内庁提供)
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家族同然の仲だった由莉を失い、愛子さまはかなり気落ちしていましたが、それでも公務や日赤でのお仕事をお休みされることはありませんでした。由莉のことは両陛下とご一緒に大切に弔われたそうです」(前出・皇室ジャーナリスト)

出会いも別れも経験し、さらに強くなって24才の誕生日を迎えられたようだ。

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