
おいしいものを知りつくした料理人に、「お店で本当に食べているまかない」を教えてもらいました。忙しい合間に作れて、食材のロスをカバー、やる気もアップする絶品レシピは、名店ならではのワザも随所に光る!
「ご飯がすすむ一品でエネルギーをチャージ」
「ナポリタンが好きで、まかないでもよく作ります。仕事中にお腹が空くのが嫌なので、必ずご飯とセットに。具材を多めにして、おかず感覚で食べています」(「りた」店主の伊藤大輝さん・以下同)
お店の料理同様、ナポリタンにも随所にこだわりが。
「トマトがおいしい時期は自家製のソースを作って、店のメニューとしてもナポリタンを出すのですが、まかないで使うときは『清水屋』のトマトケチャップが欠かせません。スパゲッティは2.2mmの太麺。ケチャップとパスタを同量使って作ります」
「ナポリタン」のレシピ
具材もパスタもしっかり味わえるご飯に合うナポリタン。
まかないは伊藤さんとスタッフがローテーションで作る。
「今日のメニューは、炊き立てご飯とナポリタン、10種類以上の漢方を使った薬膳スープ。まかないがおいしいと、仕事に向かうモチベーションが上がります」
《作り方》(1人分)
【1】玉ねぎ100g、ピーマン40gは1cm幅程度の薄切り、ウィンナソーセージ70gは1cm程度の斜め薄切りにする。
【2】フライパンに(油をひかずに)【1】を入れて弱めの中火で炒め、具材に火が通ったらトマトケチャップ150gを加える。同じタイミングで塩適量を加えた湯で、スパゲッティ150gをゆで始める。
【3】【2】のソースは弱火でじっくり炒め、水分が飛んで半量ほどまで煮詰めたらみりん小さじ2弱(10g)を加える。スパゲッティのゆで汁少量を加え、フライパンについたケチャップの塊(うまみ)を溶かすイメージで混ぜ合わせる。


【4】規定通りの時間ゆでたスパゲッティの湯を切って【3】に加え、炒め合わせる。仕上げにごま油小さじ2強(10g)を回しかける。

《Point》
「材料は、もちもち食感が人気の『ボルカノ』の『ローマン スパゲッチ2.2mm』、日本初のトマトケチャップの復刻版『清水屋』の有機トマトケチャップ、スモークが香るソーセージ『香薫』がベストバランス!」

◆教えてくれたのは:店主・伊藤大輝さん
和食の道で腕を磨いた伊藤さんが2022年にオープン。現在は新規予約が取れない、知る人ぞ知る人気店。店内では、伊藤さんが集めた作家ものや骨董の食器も目を引く。

◆りた
住所:非公開
※完全予約制。現在、新規の予約は行っていません。

撮影/豊田朋子 取材/西谷友里加
※女性セブン2026年3月19日号