
みずみずしく甘みと香りが強い春野菜は、シンプルなパスタとの相性も抜群。少ない食材でも、目にも鮮やかなごちそうに仕上がる。春の訪れをたっぷり味わう、簡単なのに極上のひと皿を紹介!
とろみを利用して“ソースで食べる”パスタに
具材とパスタを一緒に加熱し、フライパンひとつで完成する手軽さが人気のワンパンパスタ。
「加熱中にパスタのでんぷんが溶け出すので、とろみをいかしたクリーム系などのソースにすると失敗しにくいですよ。パスタに塩味がつかない分、味つけはしっかりめに」
ワンパンパスタのポイント
具材を炒めたら、パスタをゆでるための水と調味料を加える。

ひと煮立ちしたら、パスタを加える。パスタがフライパンよりも長い場合は、半分に折って入れると混ぜやすくなる。

ふたをして加熱した後、パスタが柔らかくなったら混ぜながら汁気が少なくなるまで煮詰め、トロッとしたソースに仕上げる。

「ベーコン入りレモンクリームのパスタ」のレシピ
コクのあるクリームソースに柑橘のさわやかさをプラス。ソースが分離しないようレモン汁は火を止めてから加えるのがコツ。
《作り方》(2人分)
【1】玉ねぎ1/2個は縦薄切りにする。ベーコン80gは細切りにする。にんにく1片はみじん切りにする。
【2】フライパンににんにくとオリーブオイル小さじ2を入れて弱火にかける。香りが立ったらベーコンと玉ねぎを加え、中火でしんなりするまで炒める。
【3】白ワイン大さじ2、水1と3/4カップ、塩小さじ2/3を加え、ひと煮立ちしたらスパゲッティ(1.6mm)160gを加えて馴染ませる。
【4】ふたをして弱めの中火で7分煮たら、生クリーム1/2カップを加えて煮立たせ、汁気が少なくなるまで煮る。レモン汁大さじ1を加えてさっと混ぜる。器に盛り、粗びき黒こしょう・レモンの皮のすりおろし各少量を振る。
「ミニトマトのクリームパスタ」のレシピ
牛乳とバターで作る手軽なクリームソースにトマトの酸味が合う。

《作り方》(2人分)
【1】玉ねぎ1/2個は縦薄切りにする。ミニトマト12個は縦に4等分に切る。にんにく1片はみじん切りにする。
【2】フライパンににんにくとオリーブオイル小さじ2を入れて弱火にかける。香りが立ったら玉ねぎ、ミニトマトを加えて中火でしんなりするまで炒める。
【3】白ワイン大さじ2、水13/4カップ、塩小さじ2/3、トマトペースト大さじ1を加えてひと煮立ちしたら、ペンネ150gを加えて馴染ませる。
【4】ふたをして弱めの中火で8分煮たら、牛乳大さじ4、バター20gを加えて煮立たせ、汁気が少なくなるまで煮る。器に盛り、粗びき黒こしょう少量を振る。
「あさりと新玉ねぎ、グリーンピースのパスタ」のレシピ
春のおいしさがギュッと詰まった至福のひと皿。追いバターでコク増し。

《作り方》(2人分)
【1】あさり200gは3%の塩水に30〜60分浸して砂を抜き、流水でよく洗う。新玉ねぎ1/2個は縦薄切りにする。
【2】フライパンに潰したにんにく1片、オリーブオイル小さじ2を入れて弱火にかける。香りが立ったら、グリーンピース100g、白ワイン大さじ1、水13/4カップ、塩小さじ2/3を加えて中火でひと煮立ちさせる。
【3】スパゲッティ(1.6mm)160gを加えて馴染ませる。ふたをして弱めの中火で7分煮たら、バター20gを加えて煮立たせ、汁気が少なくなるまで煮る。器に盛り、粗びき黒こしょう少量を振り、バター適量をのせる。
◆教えてくれたのは:料理家・ワタナベマキさん

季節の食材を大切にした、作りやすく丁寧なレシピが人気。著書も数多く、最新刊は『薬膳の考えを取り入れた リカバリーサラダ』(扶桑社)。
撮影/鈴木泰介 スタイリング/朴玲愛 取材・文/青山貴子 協力/UTUWA
※女性セブン2026年3月26日・4月2日号