
嵐のラストツアーとなる『ARASHI LIVE TOUR 2026「We are ARASHI」』がいよいよスタートした。3月13日から3日間、北海道・大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)で行われたライブは約15万人を動員し、北の大地を熱狂させた。
ライブ当日、気温3℃の札幌で、クラーク博士の彫像が見下ろす丘陵地の一角は異様な熱気を帯びていた。駅から会場へと向かう長蛇の列が吐く息が空気を白く染め、寒気のなかでも、この日を待ちわびたファンの目は輝いている。
午後6時、外の天気とは正反対に、熱気に包まれたドームが暗転すると、一瞬の静寂が場を支配する。キラキラと輝く衣装を身にまとった5人が箱型のステージに乗って登場。その瞬間、詰めかけた約5万人の絶叫と歓声が国民的アイドルへと降り注いだ。2020年12月31日に活動を休止してから5年あまり。メンバーたちはこの日のために時間をかけて入念な準備を進めてきた。
「活動休止のラストイヤーをコロナ禍に見舞われた嵐にとって、再びファンの前に立つライブはまさに悲願。大野智さん(45才)が『自由になりたい』という思いをメンバーに伝え、活動休止の道を選択した嵐ですが、ファンの前で有終の美を飾り、ケジメをつけたいというのはかねて5人の総意であり約束でした。活動再開の話し合いを重ねるなかで、大野さんは『(ライブは)5人の約束だから』と何度も口にしたそうです」(芸能関係者)

3月4日には、ファンへの感謝とメンバーの絆を表現した最新曲『Five』をリリース。配信開始初日に320万回再生を突破し、オリコン史上最高記録を樹立した。
「彼らは新曲をひっさげて最後のツアーに臨みたいと考えており、その新曲の歌唱をお披露目するのもライブの場と決めていました。出演を打診された昨年末の『NHK紅白歌合戦』、年明けの音楽番組をいずれもメンバーの総意で断っています。なかでも大野さんは、『おれたちはテレビのためではなく、ファンのために再始動するんだ』と強調していたそうです」(前出・芸能関係者)
彼らの強い意志は札幌ドームの観客席からも読み取れる。通常のコンサートなどでよく見かける「関係者席」が原則ゼロだったというのだ。
「1人でも多くのファンに最後の姿を届けたいとの思いから、関係者席は基本的にないそうです。長く嵐と仕事をしてきた関係者ですら、『申し訳ありませんが配信で見てください』とチケットの手配をやんわり断られたとか。
古参ファンの間では、“昔から嵐を支えているファンクラブナンバーが若いファンの方が、ラストツアーの当選確率が高い”とまことしやかに噂されています。今後のライブを楽しみに待つファンのために、メディアの取材も厳しく制限されており、まさに究極の“ファンファースト・ツアー”といえます」(前出・芸能関係者)
※女性セブン2026年4月9日号