「タイ北部にあるチェンマイを中心に興り、隣国にも影響を与えたランナー王朝(1292~1775年)では、絣織物の技術が普及し、次第にこの地域独特の絣織物が醸成されていきました。そのため、タイ北部や近隣のラオス、ミャンマーでは現在も絣の民族衣装が織られているんです。昨年愛子さまがラオスでお召しになった紋織物のシンは日本でも話題になりました。シンのほかにミャンマーのロンジーなど、女性が着用する巻きスカートスタイルの民族衣装がそれにあたります」

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あえてアジアンテイストのお召し物を選ばれたのは、日本の皇室とアジア各国との交流を意識されてのものかもしれない。
「日本の皇室はタイ王室と親交が深く、特に秋篠宮さまを筆頭に、秋篠宮家はタイ王室と親密にされています。紀子さまはタイの絣織物の文化に影響を受けられたのではないでしょうか。
上皇后・美智子さまは皇后だった平成時代、うつくしいぼかしや佐賀錦を用いたお召し物で海外を訪問し、お召しものでも国際親善に貢献されてきました。美智子さまとは逆の形になりますが、海外の伝統的な模様のワンピースを国内で着用するというのは、紀子さま流の国際親善なのかもしれません」(皇室ジャーナリスト)

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今夏、秋篠宮ご夫妻は南米・パラグアイを公式訪問される。紀子さまが南米テイストをアレンジしたお召し物を披露されるのか、楽しみだ。