冬の乾燥対策の必須アイテム、加湿器。加湿器と一口に言ってもその種類はさまざま。それぞれの特徴を理解して、自分のライフスタイルに合ったピッタリの一台を見つけて。
デザイン性と機能性を兼ね備えた品が続々誕生
加湿器は構造の違いによってそれぞれ特徴があるという。生活に役立つ家電を紹介する家電プロレビュアー、家電ライターの石井和美さんが語る。
「注目すべきは電気代、機能性、安全性、お手入れ方法の4つ。電気代の安さを優先するなら、気化式か超音波式、機能性ならスチーム式かハイブリッド式、安全性ならスチーム式以外、お手入れの手軽さならスチーム式を選ぶといいでしょう」(石井さん)
煙がもくもく、見た目も楽しい【超音波式】
超音波振動で霧状にした水を散布するタイプ。広い面積よりもスポット加湿にオススメ。デザインやサイズが豊富なのも魅力。
メリット:デザイン性が高いタイプが多い。電気代は安め。
デメリット:カビや雑菌が繁殖しやすいので、こまめなお手入れが必要。結露しやすい。
7色に変化するLEDとアロマの香りに癒される。卓上にもなじむおしゃれなデザイン。Vacplus アロマディフューザー(木目調) 2860円/桜木
水に潜むバクテリアが99.9%除菌されたミストで加湿。夏は扇風機としても使える。Dyson Hygienic Mist 5万2704円/ダイソン
水タンクを内蔵しておらず、カップなどの水に浮かべて使う仕様。コンパクトで持ち運びにも便利。FOGRING 3240円/YO-KO
安全性が高く電気代も安い【気化式】
専用のフィルターに水を染みこませ、そこに風をあてて気化させるタイプ。湯気が出ないのでヤケドの心配がなく、電気代の安さはトップクラス。
メリット:吹き出し口が熱くならない。電気代が安い。
デメリット:フィルターはこまめなお手入れが必要。加湿スピードは遅め。
取り入れた空気を酵素プレフィルターで除菌してから加湿、送風するため清潔。置いたまま給水できて便利。Rain 4万9680円/BALMUDA
加湿プラス「ナノイー」搭載で、お肌の水分量、うるおいスピードもアップ。FE-KXP07 オープン価格/パナソニック