エンタメ

美輪明宏さん「戒名に込められた意味」と10億円以上「巨額遺産の行方」 つきっきりで私生活をサポートしていた元俳優が相続か

6月下旬、老衰のため死去した美輪明宏さん
写真9枚

 東京・大田区にたたずむ日蓮宗の寺院。境内の墓石に備えられた墓誌に新たな文字が刻まれたのは、せみ時雨が降り注ぐ7月下旬のことだった。まだ石粉の残る真新しい文字が、最近、故人を迎え入れたことを静かに物語っている。

「戒名は『紫雲院芳心唱永日宏居士』。院号も備えた豪華な構成で、歌声と輝く光で人々の心を照らし、極楽浄土の紫雲に包まれるような徳の高い人物という意味が込められているそうです」(芸能関係者) 

 歌手で俳優の美輪明宏さん(享年91、本名・丸山明宏)が6月20日に旅立ってから1か月あまり。四十九日を前に生前、美輪さんが自ら建てた丸山家の墓誌に故人の経歴や輝かしい受賞歴が加えられた。

「美輪さんの遺志で葬儀は身内だけでしめやかに行われ、今後もお別れの会や偲ぶ会などを開く予定はないそうです。喪主は美輪さんの養子でもある個人事務所社長のAさん。文学座の研究生だった元俳優で、40年以上前に美輪さんの付き人になって以来、すべての仕事を取り仕切ってきました」(舞台関係者)

 美輪さんに付きっきりで私生活の面でもサポートをしていたAさんは、美輪さんにとっては家族以上の存在だった。

「生前、Aさんの長年の献身に感謝していた美輪さんは『義理を返したい』という理由で、彼を養子に迎え入れました。個人事務所や権利関係の会社の代表を任せ、2020年にはいつでも駆けつけられるようにと、自宅の隣の敷地にAさん名義の家を建てています」(前出・舞台関係者)

 東京・世田谷区にある美輪さんの自宅は’80年代に建てられた南欧風の大豪邸。180坪の土地だけでも資産価値は7億円をくだらないという。

「新宿区の一等地にもマンションの一室を所有していましたが、生前整理の一環で2021年に売却。1999年の長者番付で美輪さんは5500万円以上の納税を記録し、その後も1億円前後の収入を維持し続けていました。舞台や講演だけでなく、テレビ番組への出演や声優としても活躍していた美輪さんの資産は莫大で、10億円以上ともいわれています。結婚されていなかったため、その遺産が〝宙に浮くのでは〟と注目が集まっていましたが、大部分をAさんが相続するとみられています」(前出・芸能関係者)

 かつて美輪さんの親族はAさんとの関係をこう語っていた。

「家や財産を誰かに譲ることを考えたとき、けじめや物事の筋にこだわっていた明宏がAさんのことを真っ先に考えるのは当然のこと。誰よりも明宏に尽くしたAさんが遺志を継ぐことに周囲も納得していると思います」

 生涯を懸けて人々に愛の重要性を説いた美輪さんが、人生の幕引きでもっとも大切にしたのは、どこまでも深い愛と自身の美学だった。

※女性セブン2026年8月20・27日号

関連キーワード