大泉洋と山下智久、秋ドラマ『俺たちの箱根駅伝』で目指す“打倒『VIVANT』” 宣伝費は通常の5倍の1億円、正月のドル箱「箱根駅伝」に勢いを繋げたい日テレの思惑

正月の箱根路より、ひと足早く号砲が鳴る。10月10日にスタートするドラマ『俺たちの箱根駅伝』(日本テレビ系、以下・オレハコ)は、池井戸潤氏の同名小説が原作。箱根駅伝を「走る者」と、その姿を「伝えるテレビマン」の両方の視点から描く群像劇だ。
「主演の大泉洋さん(53才)が演じるのは、箱根駅伝を中継するテレビ局のチーフプロデューサー。そして物語のカギを握るのが山下智久さん(41才)です。2年連続で本戦出場を逃している古豪・明誠学院大学の陸上競技部に、新監督として迎えられる役どころ。かつて自らも箱根を走り、その後は商社マンになったという異色の経歴の持ち主です。伊藤沙莉さん(32才)や寺尾聰さん(79才)ら豪華キャストが脇を固め、今クール屈指の注目作です」(芸能関係者・以下同)
劇中に登場するのは「大日テレビ」という架空の局。もっとも、モデルが日本テレビなのは言うまでもない。
「世帯視聴率25〜30%をコンスタントに叩き出す『箱根駅伝』は、日テレにとって正月の“ドル箱”。本作にも局を挙げて全面協力しています。ドラマ1作品の宣伝費は通常2000万円ほどですが、オレハコにはその5倍の1億円近くを投じているそうです。山手線1編成をジャックしたり、日曜のゴールデン帯に大泉さんの名前を冠した特番を組んだり。ドラマ放送中にも、さまざまな仕掛けを用意しているといいます」

“全区間エース級”の布陣で挑むオレハコ。最大のライバルと目されるのが、TBS系で放送中の日曜劇場『VIVANT』だという。
「大泉さんもかなり意識しているようです。9月の制作発表会見では“(日曜劇場を)箱根駅伝だと思って見ると、別班が出ている。いったい、いつこの別班は走り出すんだ”と会場を笑わせ、“土曜夜9時です!”と何度も念を押していました。オレハコの放送は12月中旬まで。『VIVANT』に競り勝ち、その勢いのまま年明けの“本番”に襷をつなぎたいという思惑もあるようです」
気合充分の大泉を支えるのは、意外にも本作が初共演となる山下。
「山下さんが地上波ドラマで主演以外を務めるのは、実に9年ぶりです。どちらかといえば“静”の芝居が持ち味で、感情をあらわにする演技に定評のある大泉さんとは対照的。原作では、山下さんの役は大泉さんの役に勝るとも劣らない存在感を放っています。“動”の大泉さんと“静”の山下さんが、どんなタッグを見せてくれるのか楽しみです」
号砲まで、あと少し。“打倒日曜劇場”の襷は、正月の大手町までつながるか。
※女性セブン2026年10月22日号