社会

愛子さま、新しい公務の領域として「半導体」に挑戦か 雅子様が外交官時代に深く携わった分野、シンガポール訪問の視察先として急浮上

難解な専門書をデスクに置いて

 大学卒業後、本格的にご公務に臨まれるようになってから約2年半。ご公務数を着実に増やされている一方、愛子さまが成年皇族として常々抱えられてきたとある“課題”がある。

「皇室の方々は基本的に、ご両親やごきょうだいからご公務を引き継がれ、専門性を高めていかれます。紀子さまから受け継がれた佳子さまの手話関連のご公務などは、まさにその一例です。しかし愛子さまは天皇家の娘であり、内親王というご身位上、両陛下のご公務をそのまま引き継ぐことが難しい。新たなご公務の領域をご自身で開拓していく必要があるのです」(前出・皇室ジャーナリスト)

 すでに災害支援をライフワークとされる愛子さまが目下挑戦されているのが、「半導体」の分野だという。

「半導体は、スマートフォンや自動車、航空機などあらゆる製品に使われる電子部品です。AIの急速な普及で世界的な需要はさらに伸びており、半導体関連株は近年の株高を牽引する存在にもなっている。経済だけでなく安全保障にも直結するだけに、いまや半導体は国際社会における“最重要課題”の1つとされています」(経済部記者)

 愛子さまは今年8月、世界トップクラスの研究者が集う「半導体物理国際会議」にご出席。開会式ではお言葉も述べられている。

「半導体技術がいかに発展してきたかという歴史的背景にも触れながら、《今後、人工知能や通信技術の更なる発達により、半導体はますます重要な位置を占めるようになると考えられます》と将来を見据えた発言もされました。国際会議ご出席の約1か月前には、半導体技術の権威である東大の名誉教授からもご進講を受け、万全の準備で臨まれています」(前出・皇室記者)

馬事公苑のバルコニーから馬術競技をご覧になる愛子さまと雅子さま(2026年10月、東京・世田谷区。撮影/JMPA)
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 大学時代は日本文学を学ばれた愛子さま。一見、半導体は縁遠い分野のように見えるが、「実は、雅子さまが外交官時代に深く携わった分野なのです」と語るのは、とある宮内庁関係者。

「ご成婚前、雅子さまが若き外交官として情熱を注いだのが、半導体の分野だったのです。雅子さまが所属されていたのは、北米局北米第二課。日米経済における外交政策の企画立案や調査などを行う、重要な部署です。当時の日米は激しい貿易摩擦を抱えており、半導体もその1つ。雅子さまは日米交渉の最前線で業務にあたっていました。

 1990年には、アメリカで行われたサミットに、半導体問題の担当者として海部俊樹首相(当時)に同行。さらに、両国政府や業界の関係者が集って交渉を重ねた会議にも、外務省の担当者として参加されています」

 当時の雅子さまはこの分野で、外交官としての才覚を発揮されていた逸話が残っている。

「雅子さまは理工学系の学生が教科書として学ぶような半導体技術の専門書をデスクに常に置き、難解な部分も完璧に理解できるまで丁寧に確認していたそう。その鋭い理解力には周囲も舌を巻いていたそうです。さらに交渉の場では抜群の語学力を発揮し、関係者に“タフネゴシエーター(手ごわい交渉相手)”と言わしめたといいます」(別の皇室ジャーナリスト)

 1990年当時、雅子さまは26才。いまの愛子さまとさほど変わらない年齢だ。

「雅子さまは愛子さまの国際会議へのご出席にあたり、専門的な知識も含めてアドバイスをされたようです。愛子さまは今後、半導体分野を新たなライフワークの1つとして、取り組んでいかれることになるでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 そして、愛子さまが11月に控えるシンガポールご訪問の視察先としても、半導体分野の施設が急浮上しているという。

「同国は、世界の半導体製造の約10%を担っている半導体大国であり、各国から気鋭の研究者たちが集う国立の研究所も有しています。今年6月、陛下はベルギーで半導体分野の国際研究機関『imec』を視察されており、愛子さまも半導体関連企業や研究施設を訪問される可能性が高い。

 半導体は産業自体が発展途上であり、今後ますますの成長が見込まれているからこそ、目下新たなご公務の分野を模索されている愛子さまにぴったりなのです。さらに、難解なテーマを理解できる愛子さまの理解力の深さという点でも、ご公務の担い手として選ばれた背景があるようです」(前出・宮内庁関係者)

 若き日の母を道標として、愛子さまは果敢な挑戦を続けられていく。

※女性セブン2026年10月22日号

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