料理・レシピ

“糖質オフ”で味はどうなった?人気No.1『フルグラ(R)』シリーズを食べ比べ【実食レポ】

手早く朝食やランチを済ませるのに役立つ、グラノーラ。オーツ麦など食物繊維豊富な素材を使っているから、ダイエットに取り入れているという人も多いはず。

「フルグラ糖質オフ」「フルグラ」のパッケージ
写真2枚

いろんなメーカーが発売しているグラノーラだけれど、シリアルブランド売り上げNo.1は、スナック菓子でおなじみの「カルビー」が展開する『フルグラ(R)』シリーズなのだそう(インテージSRI〈全国小売店パネル調査〉データのシリアル2017年1月~2017年12月売上金額による)。

定番の『フルグラ(R)』(790円税込)だけでなく、『チョコクランチ&バナナ』(790円税込)やフルーツ無しの『マイグラ』(590円税込)、季節限定のフレーバーなど、幅広く展開しているこのシリーズから、糖質を25%オフした『フルグラ(R) 糖質オフ』(790円税込)が2018年9月にリニューアル発売された。

そこで、糖質制限中にもうれしい『フルグラ(R) 糖質オフ』とスタンダードな『フルグラ(R)』の食べ比べを実施。糖質をオフしたグラノーラの味わいや『フルグラ(R)』との違いについて、チェックしてみた。

【実食】「糖質オフ」はココナッツが香ばしくサクサク感もアップ!

グラノーラの中身を2つの皿の上に置いて比較
写真2枚

まず、見た目を比較してみると、写真左の『フルグラ(R) 糖質オフ』は写真右の『フルグラ(R) 』に比べて、やや色が濃く、オーツ麦よりもパフ状のグラノーラ生地が目立っている印象。ココナッツがまぶされているのがはっきりわかる点も、『フルグラ(R) 』との違いと言えそう。

実際に食べてみると、『フルグラ(R) 糖質オフ』はザクザクとクリスピーな食感で、見た目の期待を裏切らず、ココナッツの風味が口の中いっぱいに広がる。また、豆乳を使って甘さ控えめながら飽きのこない味に仕上げたという生地は香ばしさがあって、ときにレーズンやくるみ、アーモンドの食感が混ざって楽しい。トッピングのナッツは、リニューアルの際にかぼちゃの種も追加されたのだとか。

一方、『フルグラ(R) 』は、いちご、りんご、パパイヤ、レーズンとドライフルーツがたっぷりで、よりフルーティーな味わい。『フルグラ(R) 糖質オフ』よりもオーツ麦が多いので食感が気になるかと思いきや、こちらも軽い歯ごたえで、噛むほどに甘みがわき出るようなジューシーさもある。

『フルグラ(R) 糖質オフ』は、単純に『フルグラ(R) 』から糖質をオフしたものではなく、糖質を減らしたうえでおいしく食べることができる味を考えて作られた別物と言えそう。

味の好みはそれぞれだけれど、糖質オフはおいしくない、という先入観がある人は一度試してみたら、そのイメージが変わるかも。

【データ】
「カルビー」フルグラ糖質オフ
発売日 :2018年9月10日(月)
販売価格:660g 790円(税込)
栄養成分:[1食分(50g)あたり]エネルギー:234kcal、たんぱく質:9.3g、脂質:12.2g、炭水化物:25.8g(糖質:17.8g、食物繊維:8.0g)、食塩相当量:0.2g、カリウム:431mg、カルシウム:55mg、リン:151mg、鉄:5.0g、ビタミンA:257μg、ビタミンD:1.84μg、ビタミンB1:0.40mg、ナイアシン:4.4mg、ビタミンB6:0.44mg、ビタミンB12:0.80μg、葉酸:80μg、パントテン酸:1.6mg
販売店舗:全国のスーパーマーケット、ドラッグストア、オンラインショップなど
https://www.calbee.co.jp/frugra/

●お茶漬け感覚の和風味も!グルテンフリーの「ライスグラノーラ」を【実食レポ】
●話題の「βーグルカン」1日分を1袋で!『Orgeもち麦シリアル6.6』を【実食レポ】
●代謝UPに◎!【最新グラノーラカタログ】栄養豊富な玄米系&大麦系7選
●【フライパンで簡単レシピ】腸活&ダイエットに役立つ「グラノーラ」
●種類は170以上!ギルトフリースナックの定期配送サービス「snaq.me」は本当に使えるのか?