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悠仁さま、筑波大入学式後のサークル勧誘でビラを受け取り「ありがとうございます」と丁寧にお礼 大学側は着々と警備を強化、学生が窮屈さを感じる可能性も 

筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(撮影/JMPA)
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澄んだ青空と満開の桜が、新入生たちの新たな出会いを祝福しているようだった。秋篠宮家の長男・悠仁さまが4月5日、筑波大学の入学式に出席された。

「悠仁さまは式に先立って取材に臨まれ、『授業の合間は自転車に乗って移動しようと思います』とはにかまれました。キャンパスが広大なため、筑波大学では自転車が必要なことまで下調べをされているあたり、新生活に心を躍らされていることが伝わってきました。悠仁さまは、東京からの車通学と大学近くに借りた部屋でのひとり暮らしを併用されます。(宮内庁関係者)

入学式終了後、会場を出た新入生を待ち受けたのは、筑波大学恒例の新入生一斉新歓だった。

「上級生が構内の道路の両側に列をなし、新入生にサークルや部活動のビラを配って勧誘するイベントです。悠仁さまがビラを受け取るたびに、『ありがとうございます』と丁寧にお礼を伝えられていたのが印象的でした」(大学関係者)

皇室の歴史において、皇位継承権を持つ皇族が学習院大学以外に通われるのは初めてのことだ。悠仁さまを取り囲む警護は高校時代よりも厳重になったという。大学側も異様ともいえる厳戒態勢を作り上げてきた。悠仁さまの合格が発表されたのは昨年12月11日のこと。それ以降、急ピッチで悠仁さまを迎え入れる準備を進めてきたのだ。

リラックスした表情だったのは隣に旧知の友人がいたからだろうか(2025年4月、関係者提供)
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4月8日、新入生は英語の実力テストを受験した。「テストの結果に基づいて、習熟度別で行う英語の講義のクラス分けが行われます。昨年度まで教室に集まって実施されていたのに、今年はオンラインになりました。

これまでは、テストを行う日時と会場を大学のホームページでも閲覧できる状態でした。つまり、昨年同様にすると、悠仁さまがいつどこにいるか周知の事実になる。その分警備も厳重にならざるを得ませんし、物々しい雰囲気は、ほかの学生を動揺させます。大学側はそうした事態を避けるべく、オンライン化に踏み切ったのではないでしょうか。しかしそれぞれ試験環境が異なるので、公平性が保たれるのか不安な面もあります」(皇室記者)

学び舎にも変化が生じたようだ。悠仁さまが進学された生命環境学群生物学類のキャンパスは、筑波大学の中地区第二エリアにある。

「3月まで自由に出入りできた第二エリアの建物群ですが、4月以降、入り口に警備員が常駐し、職員証や学生証の提示が必須になったり、これまでは開放されていた扉が常時施錠されるようになったりと、セキュリティーが厳しくなりました。徐々に窮屈さを感じる学生が増えてくるのではないでしょうか」(前出・大学関係者)

※女性セブン2025年4月24日号

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