女性皇族に“酷な選択”を強いることに
7月17日、皇族に関するルールを定めた皇室典範が改正。1947年の成立以来、初めての本格的な“ルール変更”となった。
「改正による大きな変更点は2つ。《①女性皇族が結婚後も皇室に残る》《②旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える》という2点が可能となりました」(政治部記者)
この制度変更によって直接的な影響を受けるのが、現在皇室におられる5名の未婚の女性皇族方だ。
「従来の制度では、女性皇族は結婚にともない皇籍を離脱し、一般人になると定められていました。愛子さまをはじめとする現在の未婚の女性皇族方はこれを前提として育ってこられたことを考慮し、結婚後皇室に残るかどうか、選択の余地が残されています」(前出・政治部記者)

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一方、これは女性皇族方に“酷な選択”を強いることになりかねないという。
「改正皇室典範では女性皇族のお相手となる男性や子には皇族の身分を与えず、一般人のままとすることが定められました。結婚後の戸籍は、女性皇族は皇室の戸籍にあたる『皇統譜(こうとうふ)』に留まる一方、夫や子は通常の戸籍に登録されることになります。また、結婚後の住居や警備体制などについても具体的な方策がはっきりとは示されていない状況で、皇族方にとっては結婚後の生活に不安を感じられても不思議ではありません。
こうした状況を踏まえ、仮に女性皇族方が“皇室を出る”決断をすれば、『皇族数確保のために制度を変更したのに、皇室を離れるのか』という批判も起きかねない。女性皇族方にとっては、難しい選択を迫られることになるでしょう」(皇室ジャーナリスト)