栄養たっぷりな旬の野菜は、ダイエットの強い味方。そこで、「ABC HEALTH LABO(エービーシー ヘルス ラボ)」に、「シイタケ」のダイエットや美容にうれしい栄養分とレシピ5種を教えてもらった。この時期ならではのおいしさを堪能して。
シイタケは、ダイエットにうれしい低カロリー食材のひとつ。三大うま味成分のひとつであるグアニル酸は、ほぼシイタケからしか取れないとか。戻し汁にもうま味が出ているので、捨てずに料理に使うと、料理がグンとおいしく仕上がるはず。
食物繊維を豊富に含むため、デトックスに効果が期待できる。カルシウムの吸収を高めるビタミンDを豊富に含むので、小魚などと一緒に摂ると骨を丈夫にしてくれるそう。また、シイタケ特有の成分であるエリタデニンは、コレステロールを減らす効果があるというから、動脈効果の予防にも。
【おいしいシイタケの選び方】
・かさが大きく、開きすぎていないもの
・肉厚でかさの裏が白い
・ひだのうぶ毛が生え揃っていて、傷やシミがついていない
お弁当にも活躍!「シイタケの肉詰め」
シイタケと鶏肉の組み合わせがヘルシー。さらにカロリーオフを試みるのなら、鶏肉の半量を、レンチンしてつぶした豆腐に差し替える手も。
カロリー:72kcal(1人分) 調理時間:20分
風味も食感もワイルドな「きのこ狩りマリネ」
まるで森から届いたような丸ごときのこの一皿は、風味も食感もダイナミック。エリンギはきのこ類の中でも低糖質、マッシュルームはビタミンB2が比較的多くて、代謝アップに役立つとか。白ワインビネガーの酸味が効いているから、おつまみにもぴったり!
カロリー: 89kcal(1人分) 調理時間:20分(マリネする時間を除く)
肴にも「手作りドライトマトときのこのオイル漬け」
自家製のドライトマトとキノコを良質のオイルで漬け込んだ一品。作り置きしておくと、魚や肉のグリルの副菜やサンドイッチの具材など、料理に味わいをプラスするのにも活躍してくれる。
カロリー:809kcal(全量分) 調理時間:70分
秋を感じる「おもちの揚げ出し〜きのこあん仕立て〜」
サクサク香ばしい揚げもちにとろり和風あんがよく合う。一般に流通している”シメジ”とは、ブナシメジなどのこと。食物繊維が豊富で、ビタミンB群を含むので、代謝アップへの効果も期待できるとか。うまみ成分たっぷりのシイタケとシメジを掛け合わせることで、おいしさも倍増!
カロリー:210kcal(1人分) 調理時間:約30分
主役級の「きのこと生ハムの和風クリームコロッケ」
キノコがたっぷりと入った、和風テイストのクリームコロッケ。シメジとエノキダケはとともに、食物繊維とビタミンB群を豊富に含むので、便秘解消にも役立つのがうれしい。
カロリー:566kcal(1人分) 所要時間:30分
監修:ABC HEALTH LABO(エービーシー ヘルス ラボ)
東京を中心に全国約28万人が通うお料理教室「ABC クッキングスタジオ」の中で、ヘルスケアビジネスを推進するチーム。医療、美容、スポーツの観点から食を研究し、レシピ提案やセミナー、料理レッスンを行っている。公式サイトは、https://www.abc-cooking.co.jp/labo/