朝キウイダイエットのやり方
松生先生が「朝フルーツ減塩法」と命名したのは、朝にキウイを食べることを中心に、バナナなどのフルーツと、お茶またはココアを組み合わせる食事法。
松生先生の著書『キウイを食べると腸が健康になる!』(現代書林)では、一例として、キウイ2個、お茶1杯(300ml)をベースに、みかん1個やバナナ1本、いちご5個などから、いずれか1つをプラスするメニューを紹介している。
また、昼食までにお腹が空いた場合には、100%カカオのココア山盛り1杯とオリゴ糖、豆乳(250ml)を飲むのがオススメとのこと。100%カカオのココア山盛り1杯(20g)には、食物繊維が4.6gも含まれているので、こちらも腸活に優秀なアイテムなのだとか。
この「朝フルーツ減塩法」は、食物繊維、抗酸化物質をたくさん摂ることができ、比較的低カロリーで塩分0という、ダイエット中にもうれしい内容になっている。
腸活や便秘解消には食物繊維をたくさん摂るだけでなく、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のバランスを考えることが必要。ベストバランスで、簡単に腸活効果が期待できるキウイを積極的に取り入れてみては?
監修:松生恒夫先生
松生クリニック院長・医学博士。1980年、東京慈恵会医科大学を卒業。同大学第三病院内科助手、松島病院大腸肛門病センター診療部長などをへて、東京都立川市に松生クリニックを開業。これまで4万人以上の大腸内視鏡検査を行い、腸のスペシャリストとしてテレビや雑誌などのメディアでも活躍中。日本内科学会認定医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医としての顔ももつ。著書に『「腸の老化」を止める食事術』(青春出版社)、『便秘薬をやめて便秘を治す!』(現代書林)など。