足や膝に負担をかけない有酸素運動として、人気が高い「サイクリング」。100km以上の長距離を走る本格派向けのロードレースだけではなく、観光スポットや紅葉の名所を巡ったり、と遊び気分で参加できるイベントもあるみたい。
そこで、自転車ライフを楽しくしてくれるアイテムを、スタイリストの坂本祥子さんがピックアップ。しっかり安全面をカバーして、自転車ダイエットを楽しく継続して。
自転車本体も身体も守る「安全グッズ」
車道を走行する自転車は、事故の危険とも隣り合わせだから、しっかりと安全対策をしておきたい。1989年創業のイタリアの自転車ブランド「カレラ」の「FOLDABLE REFLECTIVE(フォルダブル リフレクティブ)」(1万9980円)は、フレキシブル構造で頭の幅に合わせてサイズを調整できる。日本自転車競技連盟(JCF)の公認を得ていないから、レースでの使用はNGだけど、街乗りなら十分。折りたたむと3分の2の大きさになって、持ち運ぶのも便利。
“無事にカエル”をコンセプトに、自転車の安全アイテムを提供する「アイ リブ(I live)」。その人気No.1商品である「ループチェーンリフレクト」(2376円)は、ワイヤーカバーが反射素材で、夜間の安全走行をサポート。
また、大人のためのサイクルウェアを展開する「カペルミュール(KAPELMUUR)」の「レーシングサーモジャケット 千鳥クロス」(1万9440円)も、バックポケットの両サイドに反射テープが。夜間の走行時に着用を。内側は吸汗・速乾性に富んだ起毛素材で、体の動きにフィットしつつ、ウエア内部の蒸れを抑えてくれる。
コンパクトでもしっかり照らす安全ライト
夜間走行に欠かせないライトは、コンパクトで可視性が高い高照度のものに注目を。高度な技術で機能美を追求するアメリカの自転車アクセサリーブランド「LAZYNE(レザイン)」の「FEMTO DRIVE REAR(フェムト ドライブ リア)」(2041 円・写真右)は、電池式のLEDライト。高品質の光学素材でできたレンズ面がパワーボタンになっていて、点灯か3つの点滅に切り替えることができる。
一方、デザインコンシャスな自転車アイテムが揃うオーストリア発の「KNOG(ノグ)」のライトシリーズは、すべて100%防水でUSB充電式。「ブラインダー ロード3」(1万1113円・写真中)は、ワイド&ナローのデュアルレンズでしっかり前方を照らしてくれる。同社のライトでは、照射角度がデザインによって異なる「ブラインダー モブ」も要チェック。写真は照射角度90度の「同 キッド グリット」(4968円・写真左)。