パスタやピザに好んで使う人も多いタバスコ。実は種類は1つだけではなく、また、ダイエットという点でも注目だという。
6月28日(金)に「TABASCO Brand(タバスコブランド)」の新製品発表会が開催された。『TABASCO スコーピオンソース』の発売を記念したこのイベントに登壇した管理栄養士の豊田愛魅さんから、ダイエット中の人にタバスコをおすすめできる理由や、タバスコを料理に取り入れるコツについて教えてもらった。
ダイエット中の人にタバスコがおすすめの理由
豊田さんによると、「タバスコの原料であるとうがらしには、辛味成分のカプサイシンが含まれています。これを摂って体温が上がることで代謝がアップするので、脂肪燃焼に一役買ってくれると思います」とのこと。
また、香辛料全般に言えることとして、腸のぜんどう運動を促す効果が期待できるという。そのため、便秘が気になる人は継続的に摂ることがおすすめなのだとか。
「辛いものには食欲を増進させる作用もあります。ダイエット中は野菜を食べることが多いと思いますが、味付けに取り入れると飽きが来づらいと思います」(豊田さん・以下「」同)
全6種ある「TABASCO」シリーズは商品によって辛さのレベルが違うので、好みや味わいで使い分けることができる。辛さは、マイルドな順に『ハラペーニョソース』『ガーリックソース』『チポートレイソース』『TABASCOオリジナルソース』『ハバネロソース』、そして今回新発売となった『スコーピオンソース』となっている。
ちなみに、『ハバネロソース』と『スコーピオンソース』は原料にフルーツがはいっているけれど、1食で使う量はほんの数滴なので、この糖質は気にしなくてもOK。
タバスコをダイエットに取り入れるコツ
【1】普段の食事にちょい足し
普段の食事にちょい足しするだけで、味に変化が出ておいしくいただけるうえに、手軽にカプサイシンを摂ることもできる。とうがらしと酢が原料ということで、実は和食にもぴったりなのだとか。例えば、味噌汁は『ガーリックソース』との相性もいいそう。1杯あたり3滴を目安に、好みの辛さに調整していただいて。
【2】オイルと混ぜてドレッシングに
糖質制限中に取り入れたいオイルとされているアマニ油などとタバスコを混ぜて、塩やしょうゆで味を整えたら、簡単な手作りドレッシングに。とうがらしの辛味がややマイルドになり、おいしくいただけるそう。2~3日で使いきるくらいの量を作り置きしておくと便利。
【3】マヨネーズと和えてソースに
濃厚で満足感のあるマヨネーズとタバスコを組み合わせたら、メリハリのある味わいのソースに。野菜をディップして食べたり、飽きがちな鶏むね肉と合わせたり、糖質オフ中の味付けのレパートリーに加えてみて。燻製とうがらしで作った『チポートレイソース』なら、簡単にスモーキーな味わいを楽しめるのでおすすめ。
【4】タバスコに火を通す
強い辛さが苦手な人は、タバスコを調理に使って火を通すとマイルドになって食べやすくなるそう。火を通すことで、酸味が飛んで深みのある辛さになるというから、豚肉などとうがらしと相性のよい食材の料理に取り入れてみて。タバスコを入れて煮込んだ角煮は、ピリ辛がアクセントになっておいしさもアップ。
タバスコを使った万能ソースのレシピ
さらに豊田さん自身もよく作って食べているという、タバスコを使った簡単万能ソースについて教えてもらった。
レシピといっても作り方は簡単で、好みの量のしいたけをスライスして炒めたら、生クリームで煮て、しょうゆ、タバスコで味を調えるというもの。
「ダイエット中、小麦粉を使っているホワイトソースは糖質が気になるけれど、生クリームは脂質があっても糖質は少ないので、満足感のあるクリーミーなソースを作るのにぴったり。また、乳製品と混ぜることで、タバスコの辛味がマイルドになります。パスタソースにしてもいいし、温野菜や鶏肉にかけて食べてもおいしくいただけますよ」
手軽ながら、きのこの食物繊維とカプサイシンを摂ることができて、ヘルシーな一品に。
食卓に1本あれば、簡単にとうがらしのカプサイシンをちょい足しできるタバスコ。好みの味やアレンジを見つけて、食事に取り入れてみて。
【データ】
TABASCO(R) Brand(タバスコブランド)
http://www.ncc.co.jp/foods/tabasco.html
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