仕事中にリフレッシュしたいときは、軽い運動が効果的。気分転換にエクササイズを。
デスクワークで凝り固まった体は、ダイエットの敵。仕事に熱中しがちな人は、意識的に一息つくことが必要かも。そんなときに、デスクに向かったままできるお手軽エクササイズが知りたい!
そこで、俳優として活躍しながらアルゼンチンタンゴダンサーやダイエットインストラクターの資格を持ち、「オチョダイエット」考案者でもある進藤学さんに、日常生活に簡単に取り入れられる「ながらオチョ」のメソッドを教えてもらった。
デスクワーク中の息抜きに「ひざオチョ」
スペイン語で「8」を意味する「オチョ」。進藤さんは体の部位を8の字に動かすときに起こるひねり運動によって、激しい筋トレをしなくてもボディメイクができるメソッドとして「オチョダイエット」を考案した。
デスクワーク中でもできる「ひざオチョ」は、椅子に座り、持ち上げたひざで横に8の字を描くように動かすエクササイズ。脚を持ち上げる際に使われる「腸腰筋(ちょうようきん)」は上半身と下半身を繋ぐ筋肉で、骨盤の中に位置している。そのため、ここを鍛えることがぽっこりお腹の解消にも有効なんだそう。
「ひざオチョ」のやり方
【1】椅子に浅く腰掛け、手は椅子に添えて体を支える。揃えたひ膝をゆっくりと持ち上げる。
【2】ひざで弧を描くように左へ回す。8のクロスしている部分が真ん中にくるイメージで、今度は右斜め上へ持ち上げ、右下へ動かす。
【3】【1】〜【2】の動作を流れるように繰り返す。8の字1回を1セットとして、仕事の合間の一息つきたいタイミングなどに行い、計8セットが目安。
【NG】
上半身が後傾すると、力が逃げてしまうのでNG。しっかりと背筋を伸ばし、体幹を意識して座る。
膝はフワッと浮かせるように上げる。脚を持ち上げるというより、股関節を折りたたむイメージで。体幹を意識しながらやると、自然とひ膝が上がる。
正面から見たとき、横に倒した「8」の字をひざで描くように動かすのがポイント。両手をデスクに置いて、体を支えても◎。
デスクワークしながら「ひざオチョ」を動画でチェック
撮影/生熊友博 取材・文/榎本麻紀恵
監修:進藤学さん
しんどう・がく。1980年1月7日、東京都生まれ。アルゼンチンタンゴダンサーとして活躍しながら、2005年に俳優デビューを果たす。俳優として活躍するかたわら、ダイエットインストラクターの資格を取得。ラテンダンス、アルゼンチンタンゴの要素を取り入れた「オチョダイエット」を考案し、インストラクターとして指導を行っている。著書に、『オチョリズム 8の字で痩せるダンスエクササイズ』『オチョダイエット 8の字が作りだす究極ボディ』(双葉社)など。
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