誰にでも理想の“美しい顔”があるもの。けれど、なかなか近づけないし、そんな美人になれるわけがない…。そんな悩みを解消できるって本当?
簡単なエクササイズで、若々しい表情を手に入れ、さらに理想の顔に近づくことができると語るのは、ビューティー・ライフ・プロデューサーの吉丸美枝子(よしまる・みえこ)さん。36歳から美容の世界に飛び込み、70歳になっても美しいスタイルを保ち続ける吉丸さんは、セルフ美容を提唱する『ヴェーネレ』では2万人の会員から支持を受ける。年齢からは想像できない驚きのボディを持つ吉丸さんから、最新著書『顔もお腹もV字アップ!50、60代になっても若返るすごいテクニック』(小学館)でも紹介されたイメージ通りの顔になれるメソッドを学ぶ。
「理想のイメージを強く持つと、そのように脳が切り替わります」と語る吉丸さん。「有名人のような顔に憧れるけれど、でも…」とコンプレックスを語ることは、恥ずかしいことではなく、むしろコンプレックスがあることできれいになれるという。
理想の美人と自分自身を比較することで、自分に足りないところがわかるもの。コンプレックスを克服するために、今の自分の変えたい部分をリストアップして、前向きなイメージに切り替えることで、自然と日々の行動が変わり、外見も変わることができるそう。
「イメージ通りの顔に近づくための5か条」から意識改革
美容を学びに来る生徒に、まずはじめに「どんな顔になりたいですか?」と聞くという吉丸さん。イメージに近づき、なりきるためには脳にイメージを強くインプットして、意識と行動を変えることが不可欠だという。
【1】「私は○○になる」と声に出す
声に出せば、聴覚を通じて脳に伝わり、より強く叶えたい夢をインプットできる。
【2】「私は○○になる」と紙に書く
手を動かし、書いた文字を見ることで、二重にインプットが可能。
【3】憧れるモデルの写真を家のあちこちに貼る
イメージを強く持ち続けられる生活環境を整える。
【4】「私は○○になる」と人に宣言する
口に出された言葉を実現するために動くのが脳。言葉にして願望を叶える。
【5】鏡を見る回数を増やす
理想の顔を作るために必要な表情筋を鍛えることができる。
加齢サインの出やすい下まぶたのストレッチ
シワやたるみなど加齢サインが出やすく、血行不良でクマが目立ちやすい下まぶた。皮膚が薄くデリケートな部位なので、強くマッサージしたり、引っ張ったりするのはNG。内側から血行をよくして、ハリのある肌を手に入れれば若々しい印象に。理想の顔を手に入れるために、まずは表情筋エクササイズにトライを。
【1】軽くアゴを引き、上目づかいで軽く口を開け、鼻の下を伸ばす。
【2】5秒かけてゆっくりと薄目を開ける程度に下まぶたを閉じて5秒キープ。まぶしいときのように目は閉じきらないように注意。下まぶたのみを動かすのが難しいときは、鏡を見ながら行うとわかりやすい。
【3】5秒かけてゆっくりと下まぶたを元に戻す。同時に引いたアゴも正面に戻して口を閉じる。【1】~【3】を3セット繰り返す。
口角を上げ、ほうれい線を薄くする口輪筋ストレッチ
年齢とともにほうれい線がくっきりと目立つようになる原因の1つに、筋肉の衰えがある。口の周りをドーナツ状にぐるりと囲む「口輪筋」や、頬を引き上げる筋肉の力が低下してしまうと、頬の肉が垂れ下がり、シワのようになってしまうという。
【1】前歯を巻き込むように上唇を下に伸ばし、さらに口角を上げる。そのまま5秒キープ。このとき、口は軽く開けた状態で。
【2】ゆっくりと5秒かけて、口をアルファベットの「O(オー)」の形に大きく広げる。そのまま5秒キープ。
【3】ゆっくりと5秒かけて口を閉じて、自然な表情に戻す。【1】~【3】を3セット繰り返す
著者:吉丸美枝子さん
よしまる・みえこ。1949年生まれ。ビューティー・ライフ・プロデューサー。株式会社ルーチェ代表取締役。30代のときに専業主婦から一転、シングルマザーとなり、美容の道へ。整美体操、気功、整体、エステ技術などを学び美容論を研究。51歳でセルフ美容を提唱する『ヴェーネレ』を創設し、現在の会員数は2万人。これまでにDVD7本、著書も多く出版。全国を飛び回り、講演などを行う。7月30日発売の著書『顔もお腹もV字アップ! 50、60代になっても若返るすごいテクニック』(小学館)は発売初日に楽天ブックス総合1位に。
撮影/黒石あみ、生熊友博 文/イワイユウ
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