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雅子皇后、ドレスから和装まで華やかな装い|「饗宴の儀」全ファッション紹介!

饗宴の儀2日目の新天皇と皇后雅子さま
写真提供/宮内庁
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10月22日の「即位の礼」に臨まれた皇后雅子さま。「即位の礼」の儀式のひとつで、計4回開かれた「饗宴(きょうえん)の儀」で披露されたまぶしくお美しい雅子さまのファッションに世界から称賛の声が上がった。そこで、雅子さまがお召しになった装いを全て紹介しよう。

【1日目】これぞロイヤルドレス!ローブデコルテにうっとり

饗宴の儀1日目の新天皇と皇后雅子さま
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1日目は、光沢感のある素材と、バラの花がデザインされたようなフリルがとても華やかなドレスをお召しになった雅子さま。このドレスは、「ローブ・デコルテ」と呼ばれ、襟ぐりを大きくあけ首筋から肩・背、胸の上部をあらわにした裾の長いドレスのことを指す。18世紀のフランス発祥の女性の正装で、ウエディングドレスとして着たい女性も多いという。まさに、女性なら誰しもがあこがれを持つ、ドレスの中のドレスだ。

【2日目】茶会でのアイボリースーツはややリラックスモード

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翌日の23日、15時から赤坂御所で天皇皇后両陛下主催の茶会が開かれた。「即位礼正殿の儀」に参列した国王や王族に感謝の気持ちをお伝えになるための茶会だそうだ。この日の雅子さまは、上品なアイボリーのスーツでお出ましに。1日目とは一転して、ややリラックスモードが漂っていた。雅子さまも終始にこやかな表情を浮かべられ、王族らからの祝意を実感されていたように見受けられた。

【3日目】上品なシャンパンゴールドでありながら遊び心も

饗宴の儀2日目の新天皇と皇后雅子さま
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シャンパンゴールドのスーツでお出ましになったのは25日に行われた、2回目の「饗宴の儀」。ポイントは、ジャケットの襟にほどこされた地模様や、チュールレースのようなスカート。フォーマルな場でありながら、遊び心が感じられるデザインのスーツだった。

【4日目】晴れやかな笑顔が引き立つライトブルーのドレス

饗宴の儀2日目の新天皇と皇后雅子さま
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29日、皇居・宮殿で行われた3回目となる「饗宴の儀」。台風や大雨による被害を受けた被災地の知事のほか、衆参国会議員ら計約680人が出席する中、披露されたのは、淡いライトブルーのロングドレス。

饗宴の儀2日目の新天皇と皇后雅子さま
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澄み切ったようなライトブルーのロングドレスが会場を爽やかな空気で包んでいた。シンプルながら、1日目のドレスを彷彿させる胸元のフリルが顔周りを華やかに演出。スラリと美しい雅子さまのスタイルを際立てていた。

【5日目】ラストは顔映え抜群の和装でお出ましに

饗宴の儀4日目の新天皇と皇后雅子さま
写真/時事通信社(代表撮影)
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最終回となる4回目は、31日午後、皇居・宮殿で行われた。駐日外国大使夫妻や各界代表ら691人が参列。雅子さまは和服を披露された。この日も立食形式だったためか、立ち姿が美しい和装がひときわ輝いていた。さらに、光沢のある白ベースの着物は、顔映えがよく、雅子さまの笑顔をより引き立て、療養中ということを感じさせないほど明るい印象を与えていた。

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