いまや下着のように毎日必ずつけるようになったマスク。それゆえ、これまで感じなかった“不具合”や“トラブル”に気づいた人も少なくない。特に、メイク関係の悩みは尽きないようだ。「メイク崩れを防ぎたい」「マスクの裏にファンデやリップがべったりついてしまう」「いつものメイクで大丈夫?」など、問題がつぎつぎに出てくる。そんな疑問に人気ヘアメイクアップアーティストがQ&A形式で答えます。
Q:外すとファンデーションやリップがべったり。きれいに保ちたいです
A:内側にベビーパウダーを忍ばせて
マスクのおかげでせっかくキメたお化粧が崩れることも。ヘアメイクアップアーティストの船津有史さんが助言する。
「下地をしっかりめに塗ってからリキッドファンデーションを薄めに塗ると、マスクの下でもメイクがヨレません。ノーファンデで下地とパウダーのみにするのもアリ。チークをつける場合は、パウダーではなく、リキッドやクリームにすると肌にフィットして崩れにくい」
裏技はベビーパウダーだ。
「マスクの内側にベビーパウダーをポンポンとつけると、メイクとマスクの間に層ができてお化粧がうつりにくくなります。最後にメイクをキープするスプレーやリップコートでお化粧を保護するのもおすすめです」(船津さん・以下同)
Q:マスクをつけると、顔のパーツがぼんやりし、誰だかわからない状態に
A:アイシャドーをしっかり!
いつものメイクでマスクをすると、リップやチークの色でごまかせないためノーメイクのように見えてしまうという声も多く聞かれる。
「その場合のポイントは目です」と語るのは船津さん。
「目をしっかりメイクするとマスクをしても印象がぼやけません。まぶたがたるんでいるかたはブラウン系でキリっとさせて、まぶたがくぼんでいるかたはピンク系で血色をよく見せましょう。まつげが薄かったり短かったりするかたはマスカラもしっかりめに。また、眉毛を普段よりも濃く描くことも心がけてください」
リップグロスはマスクにつきやすいのでNGだ。
「リップペンシルを輪郭だけでなく唇にも塗り、その上からマットめのリップを塗ると持ちがよくなります」
リップを塗った後のティッシュオフも忘れずに。
※女性セブン2020年3月26日・4月2日号
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