黒や茶など落ち着いた色味の服ばかりになりがちな冬が終わり、春になると着たくなるのが明るい色の服。中でもレフ板効果があって、肌を明るくきれいに見せ、清楚な印象を与えられる白はベーシックカラーの中でも人気の春カラー。そこで、皇室でも白を着ている印象の強い秋篠宮家の次女、佳子さまの白が主役のコーデをピックアップしました。
春ツイード×リボンで大人かわいく
国立新美術館で開催されていた「ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年」展を訪問されたときのファッションがこちら。軽快な春仕様のツイードのセットアップは、オフホワイトの色味が春の暖かさを感じさせる。小物にはブラウンを合わせておられ、木々の幹や枝とリンクする。ツイード素材というと、伝統的であり大人っぽいイメージが強いが、佳子さまのお召しになったセットアップは、ウエストのリボンがポイントになっている。細くてさりげないリボンの存在が、柔らかくフェミニンなムードを演出し、さらにはウエスト位置を高めに見せ脚長効果も発揮している。(2020年2月7日)
サマーツイードのホワイトワンピで柔らかい印象に
『第66回産経児童出版文化賞 贈賞式』にサマーツイードのソフトなツーピースでお出ましになった佳子さま。ノーカラーのジャケットは、首元のパールがしっかり見え、上品な印象に。Aラインワンピースとジャケットのパフスリーブが相まって、フェミニンなシルエットが確立。小物は、ベージュのミニバッグとパンプスで、大人のエッセンスをプラスし、甘くなりすぎないよう微調整されていた。(2019年6月3日)
ブルーのスカートでキュート&さわやかに
「第30回国際情報オリンピック日本大会(IOI 2018 JAPAN)」に出席された佳子さま。白のノーカラージャケットが清楚さを演出。さりげなく裾にフリルがはいったデザインがかわいらしい。この日は白のジャケットにブルーのスカートを合わせられてさわやかムード。袖を軽く折り返して手元もすっきりと、バランスよく。この日もプチバッグを手に。定番のパールで首元を飾られていた。(2018年9月2日)
ボーダーもさりげなく上品に着こなされて
御殿場市馬術・スポーツセンターで行われた第52回「全日本高等学校馬術競技大会」に出席された佳子さま。カジュアルになりがちなボーダーも、締め色のジャケットやバッグ、靴の効果ですっきりとエレガントに着こなされていた。(2018年7月25日)
柄のワンピースも落ち着きのある「紺×白」で
英国短期留学から帰国され、羽田空港に到着された際の佳子さま。柄のワンピースに白いジャケットを合わせられ、黒のバッグを肩にかけたスタイルが、ご公務ファッションよりも少しカジュアルな雰囲気に。デザインワンピースも、ジャケットを羽織られ、“きちんと感”をキープ。ロングヘアを巻いて、いつもよりも華やかさが増した印象だった。(2018年6月15日)