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マスク外してもほんのり血色感と小顔効果!「小鼻チーク」のテク【山本浩未さんのメイクのメ】

ヘア&メイク・アーティスト、山本浩未さんの『女性セブン』での人気連載をお届け。今回は山本さんが、ふんわりした発色で肌なじみのいいチークを教えてくれました。

イラスト動画/小野裕人

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マスクにつかない「小鼻チーク」とは?

マスクをするのが当たり前になって増えた悩みの1つに、マスクを取ったときに血色が悪く見えるというのがあります。私はいつも、大人のメイクには白・黒・赤が必要と言っていますが、マスクをしているとチークとリップの赤をつけなくなります。大人は特に、マスクを取った時に顔の中に赤の“血色”がないと、疲れて見える、不機嫌そうに見える、怒って見えると、悲惨なんですよね…。

そこで私が考えたのが「小鼻チーク」。小鼻の横から黒目に向かって、斜め45度にチークを入れるというテクニックです。

唇にはマスクにつきにくいティントタイプのリップを使うという解決策もありますが、チークはいままでのように頬の丸みや頬骨に沿って入れると、どうしてもマスクについてしまう…。この悩みを解消するために考えたワザです。

もともとはハイライターを入れることでほうれい線を目立たなくするテクですが、これをチークでやるのはどうかなと考えたわけ。このラインなら、マスクにつかないんです。

のせるときのポイントは、チークパレットについている小さいブラシを使うこと。あの2cm幅くらいのラインがちょうどいいの。添付のブラシがなければ、100円ショップで同じくらいのサイズのものが買えます。チークはパールや色みが強すぎないものを。ちょっと肌に赤みをプラスするだけで充分なので、柔らかい発色のものがいいですよ。

斜め45度のチークでリフトアップ効果も

私のおすすめは、肌なじみもいいセザンヌの『ミックスカラーチーク 02』のコーラル系。右の上下2色をミックスして斜め45度のラインを入れて、左の上下2色のミックスでそのラインを少しなじませるようにするとより自然。お手頃価格なのに、ちょうどいいサイズのブラシもセットされています。お手持ちのチークを活用してもよいのですが、もし色みが強すぎるようでしたら、フェイスパウダーと混ぜて使うといいですよ。

やり方は超簡単! ブラシにチークを取ったら、余分な粉を軽く払い小鼻の横から黒目に向かって斜め45度にのせるだけ。ほのかな血色が加わる上、上向きの矢印ができると目の錯覚効果でリフトアップし、ほうれい線も目立たなくなります。さらにブラシに残ったチークをあご先にプラス。3点に赤みが加わり、顔立ちに立体感がでます。

血色感とリフトアップ効果、立体感が出ることで小顔効果まで一気にかなう「小鼻チーク」は、最近の私の大ヒット! マスクメイクに欠かせないテクになりそうです!

「小鼻チーク」の塗り方

チークブラシを手にした山本浩未さん
写真7枚

【1】2センチ幅くらいの添付のブラシがベスト。

セザンヌのチークを手にした山本浩未さん
写真7枚

【2】おすすめは、肌なじみのよいコーラル系。

小鼻の横に人差し指を当てる山本浩未さん
写真7枚

【3】小鼻の横から黒目に向かって斜め45度に。

ブラシで頬にチークを入れる山本浩未さん
写真7枚

【4】錯覚効果でほうれい線も目立たなくなります!

マスクの上から小鼻に人差し指を当てる山本浩未さん
写真7枚

【5】この位置だったらマスクにつかない!

詳しいやり方はコチラの動画をチェック!

ふんわり発色となめらか質感が肌になじむチーク

セザンヌ ミックスカラーチーク 02
写真7枚

4つの色みと質感をミックスしてツヤと立体感をプラス。02番は肌の透明感を引き出すコーラル系。セザンヌ ミックスカラーチーク 02 680円/セザンヌ化粧品 電話:0120-55-8515

※女性セブン2020年9月3日号

山本浩未(やまもとひろみ)

ヘア&メイク・アーティストの山本浩未さん
写真7枚

ヘア&メイク・アーティスト。1964年生まれ。今すぐ実践できるメイクテクニックと親しみやすいキャラクターで、同世代からの支持も厚い。最新刊『たるみはメイクでなくせます!「3本の線」で顔を建て直す』(小学館)も好評。

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