形や費用などVIO脱毛の最新情報6
下準備や痛みはあるのか、費用はどのくらいかかる…など、気になる最新の医療脱毛を解説!
【1】Vラインはデザインを選べる
IとOは無毛にするが、Vラインは毛を残す形が選べる。「温泉などで人目に触れることや白髪残りを気にして、デザインを選択されるかたも」(大地さん)。「中高年には逆三角形やオーバルが人気です」(木村さん)。
◆代表的なデザイン
・逆三角形
もっとも自然なデザインで人気。ショーツに合わせて面積を小さくすることも可能。
・オーバル
楕円形。自然かつ、おしゃれな形。ハイレグの水着や下着を楽しみたい人に向く。
・ハイジーナ
無毛。欧米ではスタンダードになっていて、日本でも若い人の間では増えている。
【2】シェーバーで事前に自己処理
「施術時間をしっかり確保するために、事前に電気シェーバー等で脱毛する箇所の自己処理をお願いしています。剃り残しは、スタッフが処理します」(木村さん)。なお、医師は男性でも、一般的に施術は女性看護師が担当する。
【3】痛みはだいぶ緩和されてきている
「レーザーは黒色に反応するため、毛が濃いVIOは痛みが強い傾向が。しかし、機械で冷却しながら行い、痛みを緩和しています。その上で、痛み方は個人差があるので、希望者には麻酔クリームを処方します」(木村さん)。「当院では、リラックスさせて痛みを軽減する効果がある笑気ガス麻酔も取り入れています」(大地さん)。
【4】通う回数は平均5回、費用は約10万円
VIOセットは、リゼクリニックは9万2800円、レジーナクリニックは8万4000円(いずれも5回コース)。おおよそ5回通えばほぼ仕上がるが、クリニックによってオプション等に差があるので、契約前に確認を。
【5】脱毛後に感じるメリットはいろいろ
「おしゃれな下着を身に着けるときや、プールに行く前の自己処理も、年齢とともに視力が落ちて難しくなりますが、脱毛により処理の必要がなくなるので、驚くほど快適になると思います」(大地さん)。中高年の女性の満足度は高いようだ。
◆実際の体験者の感想は?
「シモの世話で娘に迷惑かけてしまうかも…という不安や、見られたときの恥ずかしさの不安が減りました」(50代・主婦)
「父の介護を経験し、脱毛のメリットが大きいと考え決意。思いのほか快適。早くしておけばよかった」(60代・主婦)
※利用者コメント・提供/リゼクリニック
教えてくれたのは:
医師・大地まさ代さん
リゼクリニックの新宿院院長。ミドル世代がアンダーヘアの脱毛を希望する行動を「介護脱毛」と命名。
医師・木村真聡さん
レジーナクリニック総院長。医療脱毛のほか、美容皮膚治療専門のクリニックを開院するなど、女性美を追求。
イラスト/関 祐子
※女性セブン2020年10月29日号
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