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VIOゾーン“除毛”は今や常識!?『VIOフェリエ ES-WV60』(パナソニック)の実力は?【美容家電レビュー】

夏に向けて、今からケアしておきたい部位の1つが、デリケートゾーン。いわゆるショーツで隠れる“VIOゾーン”の除毛だ。この部位はサロンや医療機関で脱毛をしてもらうことも可能だが、価格面や痛みが悩ましいところ、さらには「人に見られるのが嫌」という人も多いはず。

パナソニック『VIOフェリエ ES-WV60』をお風呂で使用している女性
写真5枚

そこで最新の美容家電事情に詳しい美容ライターの田中真紀子さんに、VIOの除毛におすすめの美容家電を教えてもらった。5月に発売される、パナソニックのデリケートゾーンのムダ毛専用シェーバー『VIOフェリエ ES-WV60』がそれだ。田中さんは発売に先駆け、使い始めているという。

VIO専用シェーバーならではのパワーモーターがうれしい

「新製品発表会で、『20代の約60%はVIOゾーンのいずれかを処理をしている』と聞いたときは、衝撃を受けました(笑い)。そこで…、というわけではありませんが、一足先にサンプルを使い始めてみたら、さすがVIO専用シェーバー。ボディ用に比べ、約3倍のパワーを持つモーターを搭載しているため、太い毛も鋭いエッジ刃がスパっと切ってくれるのが爽快でした」(田中さん・以下同)

実際の使用感などをもう少し詳しく聞いてみよう。

【使用感】デリケート部分は、肌に直接触れずにカット

VIOゾーンは皮膚がデリケートなだけに、セルフケアが難しい場所。それだけに、安心して使えるかどうかは購入の決め手に大きくかかわる。

パナソニック『VIOフェリエ ES-WV60』のヘッド
写真5枚

「T字型のトリマー刃は、一般的なT字カミソリより幅が狭いので毛に当てやすくとても使いやすいですし、肌に直接当たる刃は丸い刃先になっていて安心感があります。毛を巻き込むことなく気持ちよく切れ、引っ張られる感じもありません」

パナソニック『VIOフェリエ ES-WV60』の別ヘッド
写真5枚

本製品は「トリマー刃」と「ネット刃」の2種類の刃、そして「スキンガード」と「ボリュームダウンコーム」の2種類のアタッチメントがあり、4種類の組み合わせは自由自在。毛の長さを調節したいとき、特にデリケートな部分を除毛するときなど、目的によって使い分けられるのも特徴だ。

パナソニック『VIOフェリエ ES-WV60』の別ヘッド
写真5枚

「トリマー刃だけ使うと仕上がりのチクチクが気になりましたが、ネット刃に付け替えるとツルツル仕上げに。ナチュラルさを求めて多少長さを残したい場合は、ボリュームダウンコームを使えば、毛を好みの長さにできます。さらに、特にデリケートな部分には、肌に直接刃が触れないスキンガードがおすすめです」

【手軽さ】お風呂で使いやすいコードレス&防水仕様

電池式のコードレスで、防水仕様のため、お風呂で使えるのもうれしい。

パナソニック『VIOフェリエ ES-WV60』をお風呂で使用している手元
写真5枚

「部位が部位だけに、お風呂やシャワーのついでに使える防水仕様は便利です。さらに本体は丸洗いできるので、刃に残った毛もキレイに洗い流せます」

ただし、除毛は毛が乾いた状態で行うよう推奨されている。濡れた状態だと、毛が肌に張り付いたり束になったりして除毛しにくくなるからだ。体を洗う前にサッと除毛するといいだろう。

【時短】痛くないが切れのよいシェーバー、お風呂であっという間に除毛

医療機関などに脱毛に行く手間や時間を考えると、本製品の時短度は圧勝だ。

「切れのよいシェーバーなので、スイッチオンであっという間にキレイにできます。お風呂にはいるついでに短時間で処理できるので、面倒くささもありません」

【意外性】VIOゾーンの処理は当たり前に!?

「冒頭に述べたように、イマドキの若いかたはVIOゾーンの処理が当たり前になってきていることに驚きました。若い世代だけでなく、シニア世代の中にも介護をしてくれるかたの手間を減らすため、処理するかたが増えているそうです。年代にかかわらず、蒸れが気になる夏など清潔性を保つ意味でも気軽にやっておきたいですね」

ミドル世代も、不測の事態に備え、今のうちから始めたい。

【コスパ】類似製品の中でもお値段は高め。クオリティや安心感も高い

想定価格は税込で6600円。これは安いのか、高いのか?

「美容家電の中で他の類似品と比べると、多少お高めかもしれませんが、クオリティは抜群。部位が部位なだけに切れ味がよく、刃も直接当たらない安心感は値段に比例するのではないでしょうか」

本製品は永久脱毛ができる機器ではないため、医療機関などの永久脱毛と比較はできないが、その都度カットするシェーバーでも6000円程度で簡単かつキレイに除毛ができるなら、高コスパと言えるかもしれない。

【データ】
パナソニック『VIOフェリエ ES-WV60』
販売価格:市場想定価格は6600円程度(税込)
販売場所:家電量販店、Amazon、楽天市場など
※5月上旬発売予定

この人に聞きました:田中真紀子さん

美容家電に詳しいライター。雑誌やウェブなどの多くのメディアで、新製品を始めとするさまざまな美容家電についてレビューを執筆している。1児の母として、慌ただしい生活でも手軽に使えてキレイになれる美容家電を日々研究中。

取材・文/桜田容子

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