ひとつでも投入すれば、一気にコーデが引き締まる黒や紺のアイテム。シックなコーディネートがしたくなる秋には、特にピッタリだ。そこで、芸能界の美女たちの黒or紺を使った着こなしをチェックしよう!
水川あさみ ワンピもサンダルも黒で存在感を出す
水川あさみは、全身を黒でまとめた。
シンプルなAラインのワンピースだが、フリルの付いたバンドカラーや裾のフリンジなど、凝ったデザイン。上半身は肌を極力隠しつつ、膝下を大胆に露出した。袖口のスリットからチラリと手首が見え、ヌケ感もバッチリ。これに、ソールの厚い黒のサンダルを合わせて、足元まで黒で存在感を出した。
『第33回東京国際映画祭』内の映画『滑走路』(11月20日公開)の上映会に出席した水川。本作を「そっと寄り添ってくれる映画です」とアピールした。(11月3日)
中村ゆり ブルー系を引き締めるなら紺で
サックスブルーのロングワンピで登場したのは、中村ゆり。
とろみのあるシースルー素材で、優美な印象。ブルー系のコーディネートによくなじむ紺のパンプスでコーデを引き締めつつ、シックな雰囲気もプラスした。ペプラム裾が、歩くときスカート部分に動きをプラスしていた。耳には青と相性の良いシルバーのピアスをつけて、さり気ない華やかさも。
『第21回東京フィルメックス』でオープニング上映された映画『愛のまなざしを』(2021年公開)に出演する中村。上映後の舞台挨拶に共演者らと登壇した。(10月30日)
藤田ニコル サングラスが似合うリッチ系プレッピー
夏の定番・サングラスを秋コーデに取り入れた藤田ニコル。
タータンチェックのプリーツスカートを主役に、白ソックスや襟付きニットを組み合わせたプレッピースタイル。首元には、スカートと同じチェック柄のリボンをつけて“制服っぽさ”を出した。2つの柄を組み合わせたゴージャス感あるサングラスとストーンを散りばめたスカートがそれぞれリッチで、不思議と統一感がある。黒はエナメルパンプスでイン。
「第33回日本メガネベストドレッサー賞」の「サングラス部門」を受賞した藤田。モデル歴の長い彼女なら、秋のサングラススタイルもお手の物だ。(10月27日)
吉田羊 個性派スタイルをハンサムにまとめて
吉田羊は、赤のサテンが印象的なジャケットコーデ。
まるで裏表逆に着ているようなジャケットが超個性的。ボトムは黒で統一していたが、ブーツの赤い靴底がチラチラと見えジャケットの色とリンク。色を加えすぎないことで、個性派づくしのアイテムにまとまりを持たせた。オールバックにしたヘアに大きめの丸メガネを合わせ、ハンサムっぽさもゲット。
「日本メガネベストドレッサー賞」の芸能界部門を受賞した吉田。挨拶では「同じメガネを掛けたいと思ってもらいたい」と語った。(10月27日)
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撮影/平野哲郎、小彼英一