テレビで話題の「おしり筋伸ばし」アレンジで二の腕痩せ＆小顔も叶える！

二の腕痩せを目指すなら、筋トレよりもストレッチを。正しく筋肉を使えるようになることが重要なのだそう。

過剰に使われている筋肉をほぐし、怠けている筋肉を使いやすくするために体を整える、セルフ整体とも言えるおしり筋伸ばしのメソッドなら、運動いらずで痩せることができるそう。考案者で骨盤矯正パーソナルトレーナーのNaokoさんは『林修の今でしょ！講座』（テレビ朝日系）にも出演し、話題に。

そこで、Naokoさんの著書『1分おしり筋を伸ばすだけで劇的ペタ腹！』（学研プラス）に掲載されている部分痩せのメソッドから、筋トレいらずで簡単な「二の腕痩せ」を紹介。さらに、小顔を目指せるアレンジをNaokoさんに教えてもらった。

二の腕痩せを目指すおしり筋伸ばし

お尻を締めて重心を前に移すこの動きで刺激する部位は、二の腕と首、背中全面。

腕を前後に振ったとき、腕が体の前にくると二の腕はプヨプヨしてしまう。つまり、二の腕を引き締めるには、腕を後ろに引かなくてはダメということ。ところが肩甲骨周りが硬いと、腕を後ろに大きく引くことができない。そこで、肩甲骨周りの筋膜と筋肉をほぐしつつ、腕を後ろに引く動きを行う。巻き肩や猫背などの姿勢矯正、肩こりや首こり、寝違えの解消にも効き目を発揮するという。

壁の角に手をかけて立つ女性 — 『1分おしり筋を伸ばすだけで劇的ペタ腹！』（学研プラス）より

【1】壁や扉の角に手をかける

壁や扉の角に左手をかけて立つ。右足を前、左足を後ろに、足を前後に開いておく。

壁の角に手をかけて足を前に踏み出す立つ女性 — 『1分おしり筋を伸ばすだけで劇的ペタ腹！』（学研プラス）より

【2】手を固定したまま重心を前に

手で壁や扉の角をつかんだまま、前足に体重を乗せて息を吐きながらキープ。肩甲骨が背骨にグーッと寄るのを感じて。胸を右斜め前に向けると、さらに肩甲骨が寄るので、背中でマジックペンを挟むイメージで行って。反対側も同様に、各3～5呼吸繰り返す。

壁の角に手をかけて足を踏み出し猫背で立つ女性 — 『1分おしり筋を伸ばすだけで劇的ペタ腹！』（学研プラス）より

【NG】お尻の力を抜かない

レベルアップするには？

「二の腕痩せ」のメソッドを行ったあとに、下記のやり方をプラスしてみて。

【2】の姿勢で、左側の首筋が伸びていることを感じて、息を吐きながら首を右側に向けていく。そのまま脇に圧をかけつつ、ゆっくり3～5呼吸繰り返し、反対側も同様に行う。

「首こりの改善に効果があります。続けることで、頚椎の力が鍛えられてフェイスラインもスッキリしますよ。頚椎が弱って頭が前に出ること、あご周りに脂肪が溜まり、顔が大きくなりやすいので、小顔になりたい人はぜひトライを」（Naokoさん）

教えてくれた人：Naokoさん

なおこ。骨盤矯正パーソナルトレーナー。NaokoBodyworks代表。20代の頃より、肥満をはじめ、肩こり、腰痛、外反母趾など多くの不調に悩まされ、ボディメンテナンスの分野に深く興味を持つ。出産を機にヨガ、ピラティス、整体、エステ手技などを学び、独自のメソッドを開発し、14kgの減量に成功。現在は3人の子育てをしながら、1万人以上の女性にボディメイクやメンタルケアを行う他、後継者の育成指導や企業とのタイアップ商品の開発など広く活動中。http://www.naokobodyworks.com/
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