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ピリッと刺激が癒しに!EMS機能つきホットアイマスクなら疲れ目対策や快眠に【美容家電レビュー】

11月も半ばとなり、すっかり肌寒くなった。夜、布団にはいると寒くてなかなか寝つけないという人もいるのでは? そんなときは、手足を温めるのもいいが、目元を温めるのも快眠には効果的。美容家電に精通している家電ライターの田中真紀子さんがおすすめするのは、今年10月に発売されたATEXの『ルルド おやすみめめホット&EMS』だ。これは近年人気の、目元を温めるホットアイマスクに、電気で筋肉を刺激するEMS機能がついたもの。

ルルド おやすみめめホット&EMS
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疲れ目・快眠・集中アイケアと1台3役

同製品は、累計販売台数60万台を突破したヒーター付きアイマスク「めめホット」シリーズの新モデル。旧モデルとの大きな違いは、EMS機能が加わっている点だ。

主な特徴は2つ。

「1つは快眠アイテムとして。寝る前に20分間ヒーター機能を使うと、目元をじんわり温めて、疲れ目を癒しながら快眠へと導いてくれます。ホットアイマスクとしての使い方ですね。次に、集中的に行うアイケアとして。EMSが3分にわたり目の周りの眼輪筋と側頭筋を刺激してくれます。マスクをしていると目元のシワやまぶたのたるみが特に気になるので、今年は重宝しますね」(田中さん・以下同)

もちろん、疲れ目対策にも。

「パソコンやスマホの使用で目が疲れている人にもおすすめ。このアイマスクなら、疲れた目をヒーター機能とEMS機能の両方向からほぐしてくれるのです。1台で、快眠、アイケア、疲れ目対策の3役を担ってくれる優れものです」

ただ、EMSというと、ピリピリした痛さが苦手な人も…。果たして、癒しを手に入れることができるのか。実際に使った田中さんから、使い心地を聞いてみよう。

【使用感】ホットアイマスクとして使うヒーター機能は、快眠度◎

まず、疲れ目対策と快眠性については、どう感じたか。

ルルド おやすみめめホット&EMSを装着している女性のイメージ写真
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「装着前に、コントローラーで、強中弱の3段階の『ヒーター』ボタン、あるいは同じく3段階の『EMS』ボタンを押してから、装着します。ヒーターとEMSは同時でも使えますが、私はもっぱらヒーター機能を使っています。

おやすみ前に使う『ヒーター』は、“強”で使ってみると、すぐに温まってぬくぬくと気持ちいい。目元の緊張がほぐれていくような感覚があります。実際に眠る前に使うと、そのまま眠くなります。こちらは20分で自動停止するので、寝落ちしても安心ですね」

では、集中アイケアとしてはどうか。

「EMS機能を使った翌朝はまぶたの重みやクマも気にならなく、すっきりとした目元になっていました」

と、クリアな目元にしたい人には期待できそう。ただ、EMSによる痛みは人によって刺激が強いようだ。

「EMS機能は、微弱電流で心地よく刺激するのが特徴と言われていますが、最初に“強”でやってみたら、ピリピリ痛くてびっくり。そこで“中”へダウンすると、次第にピリピリ感が治まり、チクチクしつつも、徐々に筋肉にずんずんきて、ほぐれていく感覚が味わえます。自動停止する3分前には目元がほぐれていく実感は得られました。ただし、痛みに弱い人は、“弱”でもチクチクする感覚に耐えられなさそうです」

EMSに慣れない人や痛みが苦手な人は、最初は“弱”から始めるか、ヒーター機能にしぼった使い方がおすすめだ。

【手軽さ】布団周りにUSBをつなげられる電源があると◎

「アイマスクの生地はクッション性があってやわらかく、装着も面ファスナーで留めるだけなので簡単です」

ルルド おやすみめめホット&EMSの本体と専用ポーチなど
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使う際には、USBケーブルで給電しながら使う。コードレスではなく、ケーブルでつなげて使うのは一見不便のようだが…。

「移動しながら使う場合はコードレスが便利ですが、就寝前に使うなら、布団周りに電源さえあれば問題ないでしょう。電源がなくても、モバイルバッテリーがあればそこにUSBケーブルを差して使えばOK。本製品にはケースがついているので、使い終わったら閉まってベッドの棚に置いておき、毎晩使えるようにしています」

また、水やジェルを使わずにEMSが使える点も、とても便利だという。一般的に、EMSの美容機器ではジェルを使うことが多いが、本製品ではジェルなしでも使える。これは、目元の電極の部分にEMSの微弱電流を伝える独自の繊維を使っているため、電気刺激による摩擦や炎症、やけどを予防する役割のジェルが不要になるということだ。ジェルでかぶれやすい人には、ありがたい。特に、装着したらほとんど視界が遮られるため、ジェルのついた手を洗いに行ったり拭いたりしなくていいのは大変助かる。

【意外性】電流刺激が思いのほか心地よい

ぐっすり眠ろうとする前にEMSで筋肉を刺激するというのは、一見相反するように見えるが、意外とその刺激が気持ちいいようだ。

ルルド おやすみめめホット&EMSの目元への効果をイメージした、女性の目元の画像
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「毎度最初のピリピリには驚かされますが、徐々に表面的な痛みは治まり、やがてヒーターとあいまってEMSによるほぐれ感に癒されます。私の場合、夜遅くまでパソコンで目を酷使しているので、寝る際に使うと目元の疲れが取れて、刺激を感じても休まりました」

マッサージでも最初は痛いが徐々にほぐれて寝落ちする経験はあるだろう。その感覚に近いようだ。

【時短】朝の目元ケアを3分でできる

疲れ目や快眠対策に使いたい「ヒーター」機能は、20分間で自動停止する。

ルルド おやすみめめホット&EMSの内部の構造を表すイメージ画像
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「お休み前にじっくり使うことを考えると、時短要素は求めなくてもいいでしょう。アイマスク自体は、目の中心部に穴が空いているので、かろうじて周囲が見える程度です。これも、そのまま休むことを考えたら、ながらケアは不要なので、問題ありませんよね」

一方、EMS機能は3分。

「水やジェルなしで使えるので、朝にこれだけササっとやって、目元をシャキンとさせる使い方もあります。朝、目元のむくみやクマが気になるときには時短で解消できます」

【コスパ】半永久的に使うなら、使い捨てよりお得かも

お値段は税込で8800円。

「ホットアイマスクとEMS、2つの機能が搭載されているので、妥当でしょう」と、田中さん。

ちなみに、EMS機能がないホットアイマスクは、使い捨てや電子レンジで温めて使うタイプが人気で、ドラッグストアなどで1000円前後から数千円程度で購入できる。使い捨てに比べれば、USBタイプなので一度買えば半永久的に使えるし、電子レンジで温めるホットアイマスクに比べると手軽に使える。さらにEMS機能で目の周りをほぐしてくれることを考えると、一見高いようだが妥当かもしれない。

ホットアイマスク初心者はまずは、市販のホットアイマスクから使い始めてみて、心地よさに手放せなくなったら『ルルド おやすみめめホット&EMS』にステップアップするのもよいかもしれない。携帯に便利なポーチ付きなので、出先では使い捨てのホットアイマスクを使っていた人にも重宝しそうだ。

【データ】
ATEX 『ルルド おやすみめめホット&EMS』
販売価格:8800円(税込)
販売場所:家電量販店、楽天市場、AmazonなどのECサイト、ATEX公式通販ダイレクト
https://www.atexdirect.jp/c/scean/eyecare/ax-bnl802

この人に聞きました:田中真紀子さん

美容家電と白物家電を専門とするライター。雑誌やウェブなどの多くのメディアで、新製品を始めさまざまな家電についてレビューを執筆している。1児の母として、慌ただしい生活でも手軽に使えてキレイになれる美容家電を日々研究中。

取材・文/桜田容子

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