日常生活に欠かせなくなったマスク。ニットにウールにコーデュロイ…冬にぴったりの素材を使った手作りマスクなら、おしゃれとしても楽しめて、洗って繰り返し使うことも。家で過ごす時間が増えた今こそ、手作りマスクに挑戦してみては?
今回ご紹介する『バルーンマスク』は、たった2回ぬうだけで完成。顔の輪郭をすっきり見せてくれ、小顔効果にも期待!
【バルーンマスク/材料】
布(Sサイズ35×35cm、Mサイズ40×40cm)
【型紙】
「バルーンマスク」基本の作り方
【1】生地に型紙を置いてまち針で固定し、チャコペンでなぞる。印に沿って裁断する。これを2枚作る。耳が出る穴の部分は中心あたりに少し切り込みを入れてからカットすると、上手に切り抜ける。
【2】【1】を外表に合わせてカーブ部分をまち針でとめる。
端から3mmのところをぬい、ぬい始めとぬい終わりは返しぬいをする。
【3】中表にして【2】のぬいしろを内側にしてまち針でとめる。
端から5mmのところをぬい、ぬい終わりは返しぬいをする。表に返したら、完成。
冬のあったか素材6種の特徴
ニット
見た目がモダンなうえ、収縮性に優れ、顔にぴったりフィットしてストレスフリーな着け心地。バルーンマスクを作るのにぴったりな素材。
キルト
表生地と裏生地の間に中綿が入っているため厚みがあり、保温性はもちろん、耐久性にも優れている。ふっくらと柔らかい肌触りも魅力。
リネン
通年マスク生地に使える万能な素材。通気性と保温性のバランスがよく、暑いときは余分な水分と熱を逃し、寒いときは熱を保ってくれる。
コーデュロイ
上品な光沢と独特の凹凸感がハイセンスな雰囲気を醸し、手触りが柔らかく防寒性も◎。ぬいやすいので、裁縫初心者のかたにおすすめ。
ウール
厚みがあり温かいので冬に最適だが、肌に触れるとチクチク感じる場合も。作る際は肌にあたる両端を別素材に変えると快適に。
ネル
保温効果に優れており、厚みはあるが軽量なのが特徴。生地表面はふんわりとした起毛仕立てで、肌触りがよく、見た目もほっこり。
教えてくれたのは…:猪俣友紀さん
ヴォーグ学園講師。手芸作家。ブログにて手作りマスクなどの型紙や作り方を紹介。メディア出演、映画での手芸監修など幅広く活躍。近著に『簡単!手作りマスクおしゃれなアイデア100』(宝島社)など。
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撮影/玉井幹郎
※女性セブン2021年1月1日号
https://josei7.com/
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