ジュエリーを身につけることで、芸能界の美女たちはより一層輝く印象にーー。ジュエリーが似合う著名人に贈られる「第32回日本ジュエリーベストドレッサー賞」の表彰式が開催。10代から60代まで6人の美女たちが、ジュエリーが映える華麗な装いで出席した。きらびやかなファッションを見てみよう。
田中美佐子 ドレスのディテールで可愛らしさチラリ
60代部門で受賞した田中美佐子は、黒のドレス。
ミモレ丈のドレスは、ハイウエスト&フィッシュテールになっているのがポイント。清楚なだけでなく、可愛らしさも感じられるデザインだ。首周りの白いリボンもほどよくガーリーな印象をプラスしている。ただ、ベースカラーが黒だからちゃんとシック。足元のピンヒールでさらにレディに。
これまでジュエリーとは無縁だったという田中。「これからは堂々とジュエリー好きの女優として頑張っていきたいですね」と語った。
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斉藤由貴 “紫”をチョイスして艶やかに
紫のグラデーションドレスで報道陣を釘付けにしたのは、50代部門の斉藤由貴。
フルレングスで足元まで隠しつつ、深めのVネックでデコルテのみ露出させた大人な装い。紫という色合いも相まって、艶やかな雰囲気を漂わせていた。また、ボリュームたっぷりのバルーンスリーブはシースルーになっていて、さり気なく透け感が出ているのも特徴だ。髪はアップにして、ネックレスの存在感アップ。
表彰式では笑顔を見せた斉藤。「女優という仕事を長く続けてきたことに対し、このように評価をいただけたのはありがたいです」と喜びをあらわにした。
小池栄子 美ボディ強調するタイトなセットアップ
40代部門の小池栄子は、黒のセットアップでクールに。
タイトなドレスとジャケットが小池の美ボディを強調。デコルテも大胆に露出して大人の色気を引き出した。太ももから下にはいった細かなドレープも、歩くたびにヒラヒラと舞いフェミニンだった。足元も黒のパンプスをチョイス。あえてほかの色はいれず黒のみでまとめて、首元のシルバーをアピールした。
「歴史ある素晴らしい賞をいただいた」と感慨深げな小池。「ジュエリーに負けないように努力していきたいと思います」と意気込んだ。
戸田恵梨香 フルレングスで露出を控えめに
30代部門の戸田恵梨香は、ベアトップドレスで登場。
Aラインシルエットのドレスでシンプルにまとめた戸田。肩まで露出した大胆な装いで、ダウンヘアでも首元のパールがよく映えていた。また、フルレングス丈で足元の露出を控えめにしているから、デコルテを大きく露出していても品よくまとまっている。メイクもナチュラルで、ジュエリーを引き立てた。
「賞をいただけるとは夢にも思っていなかった」という戸田。「だから恥ずかしい気持ちもありますし、重さも感じています」と身を引き締めていた。
新木優子 ネックレスと好相性のカシュクール
ピンク色の華やかなドレスで姿を見せたのは、20代部門を受賞した新木優子。
自然とVネックになるカシュクールドレスは、デコルテを美しく見せネックレスとの相性抜群。細かなプリーツがたっぷりと施されているうえ、シースルーでヌケ感も出ていた。さらにケープスリーブになっているから、ラグジュアリーな雰囲気も。このドレスを主役にするため、足元はクリアのパンプスでヌーディーに。
新木は、ジュエリーの思い出を披露。「20歳のときに初めて、自分へのご褒美としてジュエリーを買いました。それを見ると初心に帰れますね」と語った。
森七菜 若々しさ満点!フリル&レース盛り盛り
10代部門の森七菜は、フリルドレス。
白と黒を交互に組み合わせたティアードドレスで、ボトムにたっぷりとあしらわれたチュールフリルがボリューム満点。上はシェブロンストライプ、下はストライプと柄が変わっているデザインもインパクト大。一方、上半身は白のラッセルレースをアクセントにしてクラシカルな印象だ。パーツごとに印象が変わる賑やかな一着だった。
「こんなにキラキラしたものははじめて」と初々しいコメントをした森。両親に受賞したことを報告したいと笑顔で語った。
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撮影/平野哲郎