本来は、「白黒(グレー)」などのほかに「単色」という意味を持つ「モノトーン」。というわけで、白一色や青一色、白×黒などさまざまな”モノトーン”コーデをご紹介。シンプルな色彩のファッションおしゃれに着こなす芸能界の美女たちの装いをチェック!
水川あさみ 変化球アイテムでモノトーンを個性派に
水川あさみは、「グレー×黒×白」の組み合わせ。
色使いこそシンプルだがアイテムが特徴的。グレーのハイネックニットにも中に重ねたカットソーにも丸い穴が規則的に並んでいて、ドット柄を作り上げていた。ニットの袖を肘まで上げて白を露出させることで、コーデ全体をワントーン明るく見せているのもポイントだ。ボトムのAラインスカートは可愛らしさを演出。
「第94回キネマ旬報ベスト・テン」、主演女優賞を受賞した水川。表彰式に出席し、「ここに立てるような女優になりたいと思っていた」と語った。(2月4日)
モトーラ世理奈 ワイドシルエットを絶妙なバランスで
「白×黒」で統一したのは、モトーラ世理奈。
白の上下に、黒地の総柄スカートを合わせたコーディネート。バルーンスリーブ、バルーンスカートにワイドパンツと、裾の広がったアイテムで揃え個性的なシルエットにしていた。さっぱりとした色合いのモノトーンだからこそ、くどくならずにまとまっている。また、モトーラのモデル体型が見事なバランスで着こなした。
モトーラは、「第94回キネマ旬報ベスト・テン」で新人女優賞を受賞。「これからもいろんな世界で自分らしく飛んでいきたい」と意気込んだ。(2月4日)
坂井真紀 柄やシルエットで落ち着いた雰囲気が増幅
ライトブルー一色で魅せた、坂井真紀。
ワンピースにはいった“藤柄”やIラインのシルエットが、落ち着いた大人の魅力を引き出した。パンプスのヒール部分がワンピと同色になっていて、足元との統一感も抜群だ。また、タイツも青系のネイビーをチョイスしてほどよく爽やかさをゲットしていた。
映画『痛くない死に方』(2月20日公開)の完成披露舞台挨拶に出席した坂井。本作では在宅医療で父を苦しませ死なせてしまう女性・井上智美を演じる。(2月2日)
土屋太鳳 顔周りをすっきり見せたビスチェドレス
土屋太鳳は、シンデレラのような純白ドレス。
主演映画『哀愁しんでれら』(公開中)の舞台挨拶で披露。ビスチェドレスだから、デコルテや肩周りが露出しすっきりとした印象だ。おかげで、パールの3連ネックレスも一層存在感を放っている。細いウエストから裾に向けてふわりと広がっていくAラインも美しい。メリハリボディの土屋だからこそ着こなせる一着だろう。
この日の舞台挨拶では、誕生日を迎えたばかりの土屋をお祝いする一幕も。ガラスの靴をあしらった特製のフラワーケーキに嬉しそうな笑顔を浮かべた。(2月5日)
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撮影/矢口和也、平野哲郎、浅野剛