暮らしのプロが実際に使ってみて「これ買ってよかった!」と実感する便利グッズを教えてもらうこの企画。今回は、掃除のプロ、おそうじペコさんに、大活躍しているという掃除グッズを紹介してもらいます。それは KEYUCAの『すき間掃除シリーズ みぞ洗いブラシ』です。

すみまで洗いやすい首振りV字カット毛がポイント
こういった小ぶりなブラシで思いつくことといえば、保存容器やお弁当箱などのみぞの掃除。このKEYUCAの『みぞ洗いブラシ』も、もちろんそういった保存容器などのみぞ洗いに便利なのですが、それだけではありません。まず特徴として、ブラシ部分が角度をつけられるV字にカットされていて、洗いにくいところにもはいり込んで、すっきり掃除できます。さらに、反対側のブラシでは、ポットの中栓のように入り組んだ部分など、細かいところのお手入れに最適。天然毛なのでプラスチックなどの表面を傷つけることがなく、かつ水切れがよく乾燥も早いので、収納時に清潔さを保てます。
さすが日本製、丈夫でガシガシ使えて大活躍!
こういったみぞの掃除は意外と力のいる作業。そこで、気になるのがブラシの耐久性です。すぐに壊れてしまっては、使い古しの歯ブラシに負けてしまいます。
「馬毛素材のブラシで、繊細で柔らかく細かい場所のほこり払いやすき間の掃除、洗い物にぴったりです。V字カットされているのでフィットしやすく、角度を変えることもできるので汎用性があります。反対側の直線状のブラシも、軸になるステンレス鋼がしっかりしていて、さずが日本製という感じです」(おそうじペコさん・以下同)
お弁当箱のパッキンや料理ツールの汚れも気持ちよく掻き出せる
まず、もっとも活躍するのはキッチンだそうです。

「キッチンでは、お弁当のパッキンにはいり込んだ汚れを掻き出したり、おろし器にこびりついた汚れ落としに使ったり、食器洗いの優秀なサポート役です。保存容器やお弁当のみぞ洗いなどにも活躍します」
天然の毛先は繊細なので、細かいすき間にフィット
洗いにくいアイテムにもしっかりフィットするからちょっっとしたストレスも軽減するのだとか。

「スライサーやおろし器を洗うのに、スポンジだとひっかかったり、手が傷ついたり、小さいようでちょっとしたストレスですよね。でもこれは、棒状のブラシがぴったりフィットするので、そのストレスがありません。毛先が細いのに、しっかり芯のステンレスに巻き付いているので強く擦っても毛落ちしません」
あきらめめていた水回りの細かいところにまで手が届く!
キッチンだけではありません。水回り掃除にも必需品です。洗面所のシンクや排水口などの掃除は細かい作業になるので、見て見ぬふりをしつつ、後回しにしがち。でもこの『みぞ洗いブラシ』は、そういった細かいところも簡単に掃除できるそうです。

「水回り掃除でも大活躍してくれます。例えば水栓のすき間に挟まった汚れを掻き出したり、排水口の中を洗ったり、細いすき間のあるヘアキャッチャーの汚れを落としたりと、とても便利です。一般的な掃除ブラシのナイロンの毛よりも繊細なので細かい汚れに対応できます」
パソコンのキーボードの間や家電製品のすき間にも
おそうじペコさんはもう1本買って、意外なところに使っているという。
リモートワークや家で過ごす時間が増えて使う頻度が格段に増えたパソコンなどの家電製品。そして、気になるのがほこり汚れです。そんな家電の掃除にもこのブラシが活躍していると、おそうじペコさんは言います。

「もう1本追加購入して、掃除にも愛用中。ブラシの毛先をハケのように使うとパソコンのキーボードの間や、家電製品のすき間、凹凸のある家具のほこり汚れをきれいに掃き出すことができます。首が曲がるので角度をつけることができて、今まで届かなかったところも難なく掃除できます。太目の柄の部分が持ちやすく、ホワイトなのでどこに置いてもなじむのはさすがインテリアショップのアイテムです」

【DATA】
『すき間掃除シリーズ みぞ洗いブラシ』(KEYUKA)
価格:539円(税込)
https://www.keyuca.com/shopping/products/detail.php?product_id=40057
◆教えてくれたのは:掃除研究家:おそうじペコさん

掃除ライターの肩書も持ち、掃除の楽しさを伝えるためWeb連載や雑誌などさまざまな媒体で活躍。「ハウスキーピングコーディネーター2級」「掃除能力検定士5級」資格を保持。主な著作に『暮らしを楽しむお掃除エッセンス』(SBクリエイティブ)、『魔法の1分そうじ』(宝島社)、『お掃除やる気スイッチ』(三才ブックス)など。おそうじペコさんのブログ「暮らしを楽しむお掃除エッセンス」。
取材・文/竹腰奈生