“食のにっぽん丸”といわれるほど、食事はおいしいと好評。(写真は2日目の夜。30周年記念のフルコースディナー)
本格的にクルーズを再開した「にっぽん丸」(横浜大さん橋にて)
「いつかはクルーズ」という声は、コロナ禍でも多い
コロナ禍になり著者初めてのクルーズは「にっぽん丸」の30周年記念クルーズ(コロナの影響もあり1年遅れで2021年10月に実施)
自宅で唾液を採取して送付。結果は船会社にも共有
待ち時間にはクラシックの演奏や体操のプログラムなど工夫をこらしたおもてなしも
無事に乗船(※今回は全員、低リスクの判定)。結果が出たら乗船専用バスで大さん橋(横浜港)へ直行。
お財布にもなるID「乗船証」
着席すると、スタッフがまずはQRコードとIDの紐づけを行う
毎日発行される船内新聞の一面にも、体温測定の案内がある
気軽に利用できる客室「スーペリアステート」。コンパクトだが機能的
景色や生演奏を楽しみながら自由に過ごせるラウンジでも、対面に着席しないように工夫が。(にっぽん丸・ラウンジ「海」)
スイート客室。ベッドには伝統の花毛布があり、シャンパンサービスで出迎えられる。バトラーサービスなどもあり最上級のおもてなしで船旅を満喫できる
バルコニーがあれば部屋にいながら絶景も楽しめる
レストランでは感染対策を徹底
「にっぽん丸」の最上階にある「リドテラス」。中央にはプールも。天気のよい日は屋根もオープン
「リドテラス」では、ハンバーガーなどの軽食のほか、ゴディバのショコリキサーも(無料)。客室へ持ち帰り、バルコニーでいただくのもいい
大海原を見ながらのアフタヌーンティーは格別
大海原を一望する甲板でのアクティビティは爽快。消毒なども徹底されていた
朝はラジオ体操のプログラムも。船の上だと気持ちいい
シアターでは落語、ピアノ&ヴァイオリンのコンサート、ジャズなどの演奏を実施。(写真は古今亭菊之丞氏による落語独演会)
30周年記念クルーズとあって、「にっぽん丸四方山話」など歴史をひもとくイベントも開催。客席との間には、感染対策の透明のパーテーションが置かれている
コロナ禍で生まれたアクティビティ「ソーシャルディスタンス・ディスコ」
目覚めて外を見ると、富士山の絶景が!
サンセットはシャッターチャンス
甲板で写真を撮り始めるとシャッターを切る手がとまらない
朝食例。この日はフレンチトーストで軽めのメニュー(※本来はこちらに卵料理やフルーツが添えられる)
1日目の夕食は和食会席料理。バラエティに富んだ食事が楽しめる
記念撮影に応じてくれたレストランスタッフ。日本人のほか、「にっぽん丸」ではフィリピンのクルーが勤務。この日は民族衣装でサービス
船上では心身ともに癒されパワーチャージ(撮影時のみマスクを外しています)
30周年ということで、横浜へ帰港時にはお国際信号旗が掲揚される満船飾(まんせんしょく)を実施
2021年も日本発着の外国船クルーズは設定があったが運航環境が整わず、すべて運航中止となった
憧れの客船クイーンエリザベスは、来年(2022年)の日本発着クルーズの中止を発表。次回は2023年春の予定(写真は2014年に横浜へ入港したクィーンエリザベスと見学者)
旅行ジャーナリスト・村田和子さん