最近、東京のあちこちにおいしい野菜をいただける専門店が増えているみたい。そこで、ダイエッターの味方になってくれる注目店を編集部がチェック!
今回は、東京・代官山の路地裏に立つ「CLEANSING CAFE Daikanyama(クレンジング カフェ ダイカンヤマ)」にお邪魔した。同店がダイエットに悩む女性の駆け込み寺として人気を博している、その理由は?
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「CLEANSING CAFE Daikanyama」では、新鮮なコールドプレスジュースや、おいしくて体に優しいクレンジングスープを提供。店のレシピをまとめた書籍『スープクレンズで始める#DetoxLife(デトックスライフ)』(主婦の友インフォス)も好評だ。
オーナーの今泉牧子さんは、以前、エステティシャンとして勤めていた頃に、休暇に家族を訪ねて、たびたびニューヨークを訪れていたという。
「あるときから、街にスリムな体型の人が増えたことに気が付いて。その頃、同時にコールドプレスジュースが流行っていたんです。これがニューヨーカーのスリムの秘訣なのかな、と」(今泉さん、以下「」同)
美容と健康に役立つ酵素や栄養素は、熱や水に弱いもの。でも、コールドプレスジュースは、水を加えずに野菜を30度以下の低温で圧搾しているので、これらを破壊せずに摂取することができる。
また、圧搾する過程で消化しづらい繊維質を除いている。これにより消化器官を休ませ、その分のエネルギーで体内のクレンズ(洗浄)やデトックス(解毒)が可能に。これが腸内環境の整理や内蔵機能の回復につながるので、美容やダイエットに◎。
「キレイを追求するにはやはり、体の中に入れるものから考えなければいけないんだと思います。コールドプレスジュースを日本でも手軽に飲めるようにしたくて、『CLEANSING CAFE Daikanyama』を開いたんです」
野菜と果物だけがメインの食材なので、それに対するこだわりも生半可なものではない。例えば、サラダ小松菜は、飲みやすさを追求した結果、苦味の少ない水耕栽培のものを選んでいる。また直接、各地を訪ね歩いて、納得がいった無農薬農家とだけ契約しているという。
「配合が数グラム違うだけでジュースの味わいは変わります。みなさんにおいしいと感じていただけるように、試行錯誤して味を仕上げています」
コールドプレスジュースは1本115kcalから256kcal、クレンジングスープは1杯64.6kcalから168kcalと、低カロリー。それでも栄養はしっかりと摂れるから、食事と置き換えても安心。
「イベントごとの前に急に痩せたいという女性や、体型維持のために朝食はコールドプレスジュースだけという男性など、ダイエット目的のお客さまも少なくありません」
そこで、同店のラインナップからダイエットに効果的なメニューを、本気度別に教えてもらった。