コロナ禍のため今はご公務もオンラインでされることが多い皇后雅子さま。コロナ前は多くの国民と触れ合い、素敵なファッションも披露されてきました。よくお召しになっているのがストール。特にシャネルのピンク系のストールを何度も選ばれています。そこで雅子さまがこれまで見せられた、このストールのコーデ術を紹介していきましょう。
日本のブランドだけではなく、海外のブランドのアイテムもよく着られる雅子さま。皇室伝統の“質素倹約”を体現されており、以前お召しになったアイテムをその後何度も披露されることも珍しくありません。その1つが今回紹介するシャネルのストールです。
ショートジャケットの色に合わせて優雅に
2018年5月、御料牧場(栃木)でのご静養の際、皇后雅子さまはピンクのショートジャケットにシャネルのストールを合わせられました。ジャケットとストールの色がリンクしていて、なんとも優雅で涼しげな印象です。
天皇陛下もジャケットはペールカラーで軽やかな雰囲気に。愛子さまもスカートが陛下と似たペールカラーをチョイスされ、ご家族そろってペールカラーをポイントに。
カーディガンとの組み合わせでカジュアル化
そのときより4年前、51歳のお誕生日に合わせて公開された写真では、カーディガンと合わせることで、“よそ行き”になりがちなストールコーデをカジュアルな雰囲気に見せています。また、ストールをカーディガンの内側に入れ、柄が見える範囲を少なめにすることで、さりげない優雅さにもつながっています。
陛下のトップスも雅子さまに合わせるように白ベースにベージュの模様がはいったセーター、愛子さまもインナーは白をお召しになりご家族そろってまとまった装いでした。
ワントーンコーデのアクセントに
ご公務ではベージュやライトグレーなどのパンツスーツのワントーンコーデにこのストール合わせられることが多く、胸元にこのストールがあることでアクセントに。落ち着いた雰囲気のあるパンツスーツをエレガントな印象に“変身”させています。
2016年6月、「日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展」に出席されたときもパンツスーツにストール。陛下が薄い紫のネクタイを、愛子さまが薄橙色のツーピースをお召しになり、ご一家でトーンを合わせられたコーデが素敵でした。