
Netflixで、韓国ドラマ『私たちのブルース』の配信がスタートしました。このドラマは済州島で暮らす人々の人生を描くオムニバスドラマで、全20話のなかで出演する主演キャストの人数は14人。その一人ひとりが人気も実力も確かな役者陣で、中でも注目すべきはイ・ビョンホンです。彼と言えば、2000年代に日本で巻き起こった韓流ブームの火付け役の一人。韓国ドラマにあまり興味がない人でも、名前だけは聞いたことがあるスターです。そこで、今回はイ・ビョンホンに注目。近年のファッションをチェックします。写真の左から順に見ていきましょう!
シンプルコーデにほどよく個性をプラス

ラジオ番組『チェ・ファジョンのパワータイム』に出演した際は、ライトベージュのロングコート姿。コートの下は、上下ともに黒でシックにまとめていた。足元もツヤ感ある黒の革靴で品よく。ちなみに、コートはボアの襟がアクセントになっている一着。シンプルな黒コーデにほどよく個性が加わった。(2019年12月13日)
カラフルニットと茶系で爽やか好青年風

主演映画『それだけが、僕の世界』の観客300万人突破記念イベントでは、カジュアルコーデを披露した。キャメルカラーのチェスターコートに、ダークブラウンのスニーカー、さらにネイビーのスラックスを合わせていて、“黒”を使わず柔らかな印象。コートの下にはブルーやオレンジなどの色がはいったニットを着て、可愛らしさも引き出した。(2018年2月9日)
上は白、下は黒でメリハリを出す

「第56回大鐘賞映画祭」では、タキシードでお目見え。上半身は華やかに白でまとめて、ボトムは存在感を無くしつつスマート感が出る黒で統一。メリハリのある大人っぽいコーディネートに仕上げていた。首元の蝶ネクタイだけ黒にして、ボトムの色とリンクさせているのもポイントだ。(2020年6月3日)
カッチリ感を絶妙に崩すチェックシャツ

「2020釜日映画賞」では、黒のツーピースにチェック柄のシャツを合わせた。「黒×白」ではあるが、総柄だからインパクトは十分。袖口からもチラリと柄がのぞき、少しラフな印象を与えた。ポケットチーフは無地の白にして主張は少なめに。そのぶんシャツに視線を向けさせたようだ。(2020年10月22日)
茶系コーデは“黒NG”が鉄則?

「第74回カンヌ国際映画祭」では、ベージュのツーピースを軽やかに着こなした。タイもチーフもアクセサリーもないシンプル&ラフなスタイルが特徴的。シャツのボタンも開けて、爽やかな雰囲気も倍増していた。今回も黒はいれず、茶系で統一。足元はダークブラウンにして淡い色のコーデを引き締めた。(2021年7月16日)
スターのオーラを際立たせる総花柄

「第74回カンヌ国際映画祭」でステージに上がった際は、色気あふれるスリーピース姿を見せた。ネイビーをベースにした総花柄で、ジャケット、スラックス、ジレのほかに蝶ネクタイも同一のもの。統一感があるだけで柄物のアイテムがくどく見えず、むしろ華やかさやが増している。顔にはメガネも取り入れ、アクセントをプラス。(2021年7月17日)
◆イ・ビョンホンProfile
生年月日:1970年7月12日
身長:177cm
主な出演作:映画『甘い人生』、『G.I.ジョー』、『王になった男』、ドラマ『美しき日々』
主な受賞歴:「百想芸術大賞 最優秀演技賞」(2006年)、「フランス芸術文化勲章」(2006年)、「大鐘賞 男優主演賞・人気賞」(2012年)、「韓国映画評論家協会賞 男優賞」(2016年)
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